「ナベさんの気ままなラジコン日記」(559)~パイパー・ポーニーの製作②~ (2020/08/14)
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相変わらず暑い日が続きますが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。
とうとう私の住む千葉県(東京都、茨城県を含む)では「熱中症警戒アラート」が発令され、環境省や気象庁は「外出はなるべく避け、室内をエアコンなどで涼しくしてほしい」と呼び掛けています。
私もここのところ飛行場へはしばらく行ってません。
元々暑さが苦手だったところに、飛行機を飛ばしていて熱中症で倒れたら洒落にもなりませんし、第一、飛行場って山の中や河川敷にありますから、救急車を呼ぶにしても場所を説明しにくいし、救急車が到着するまでかなりの時間が掛かります。
飛行機飛ばしていて死んじゃったら、それこそ家族や親戚の笑い者になってしまいます。
そんな訳で
「おまえはラジコンを愛する精神は無いのか? ラジコン道に反する!」と、諸先輩方から叱責(?)されても、相変わらずエアコンの効いた室内で飛行機の製作を進めています(笑)。
要するにマイペースなんですね?!^^;
え~っと、くだらない話をダラダラしていないで、パイパー・ポーニーの製作を始めます。
最初はテールギアの取付けからですね。
テールギアの接着が確実に出来るように、ラダーに刺さる部分とヒンジをサンドペーパーで荒らします。
テールギアのヒンジを挿入する部分にカッターで溝を入れます。
テールギアをエポキシ系接着剤を使って接着したら、接着剤が硬化するまでの間、マスキングテープなどで固定しておきます。
次はラダー部分の溝の加工です。
このキットはARF化がかなり進んでいて、溝も加工済みですので表面のフィルムを取り除くだけです。
しかし・・・日本人の私の印象では、かなり激しい溝の切り方です(笑)。
垂直尾翼にヒンジを取付けます。
キット付属のヒンジはプラスティック製のコア部分と表面の繊維部分(紙?)が簡単に剝がれてしまったので、別のヒンジと交換しました。
ラダーを装着します。
瞬間接着剤を少量垂らしたら、接着剤が硬化するまでマスキングテープなどで固定しておきます。
尾輪を取付けます。
このキット、パーツはなかなか上質な物を使っています。
次はエルロンとフラップのサーボの取付けです。
サーボはハッチ側に取付けるタイプのものです。飛行中にハッチが外れたらノーコンになりますので、ハッチは4つのビスで確実に取付けます。
という訳で、サーボマウントの木材をサンディングペーパーで荒らして、接着剤が確実に効くようにします。
エポキシ系接着剤を使ってエルロンとフラップのサーボマウントをハッチに接着します。ここが肝心ですので、接着剤が完全に硬化するまで、まる一日放置しておきます。
サーボマウンドの接着剤が硬化する間、サーボのリード線を延長します。
主翼の上に乗せてリード線の長さを決めます。フラップサーボのリード線は、そのまま加工せずに使えそうですね。
サーボのリード線をカットして半田付けをします。
飛行機屋さんは得てしてリード線を切ることを躊躇する人が多いのですが、グライダー屋さんは平気で切ります(笑)。延長コードを使ってコネクターの接触個所を増やしたくないということなんでしょうね。
という訳で、リード線のハンダ付けをします。
シュリンクチューブを入れ忘れないように注意しましょう。
次は送信機の設定です。
送信機のチャンネル数に余裕がありますので、エルロンとフラップはデュアルエルロン、デュアルフラップとします。その方がサブトリムやトラベルアジャスト(サーボの動作量)が左右のサーボを個別に調整出来るので便利です。
先ずは送信機をシステムモードにしてデバイスセレクトのページを開きます。
この中でAUX2とAUX3をデュアルエルロン、デュアルフラップにしたいのでINH(インヒビット:無効化)にします。
次にウイングタイプのの画面を開きます。
デュアルの欄ですが、エルロンの下にAUX3を、フラップの下にAUX2を設定します。
これでエルロンサーボとフラップサーボのデュアル化が完了しました。
それでは送信機の設定どおりサーボが動くか、また半田付けに問題がないか動作確認をしてみましょう。
デュアル化したサーボをどのチャンネルに設定したか忘れてしまった場合は、リバーススイッチの画面からも簡単に分ります。
左からチャンネルの番号順に並んでいます。
ちなみにRAIは右エルロン、LAIは左エルロン、RFLは右フラップ、LFLは左フラップとなっています。
今は無きJRのPCM9XⅡの設定方法を解説してどうするんだ?!! という話もありますが・・・。
『国破れて山河在り』ってとこでしょうかねぇ。
それではまた来週! (^o^)/~~
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