「ナベさんの気ままなラジコン日記」(555)~ショートツカーノの製作⑰~ (2020/07/17)
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九州地方を中心に、日本列島には大きな線上降水帯が居座り、各地で甚大な被害が出ています。自衛隊、消防、行政、医療機関に加えて多くのボランティアの方々が復旧に向けて頑張っておられる中で、関東に住む私のようなラジコンマニアが「天気が悪くて飛行機が飛ばせない」などと言っているのは不届き千万な話です。
亡くなられた方々や遺族の方々に対しまして、あらためてご冥福をお祈りします。
さて、ショート・ツカーノの製作ですが、先週はコクピット内の塗装を行いましたので、今週はその続きの作業を進めていきます。
キャノピーとコクピット部分を接着して一体化するのですが、ここは正確に進めないと歪んでしまったり、隙間が出来てしまいますので。胴体を治具として利用します。
まずは胴体にサランラップを被せて、はみ出した接着剤が胴体に付かないようにします。
サランラップの上に先週塗装をしたコクピット部分を置いてみます。
なんとか隙間もなくフィットした感じです。
コクピットの周囲にスーパーXを塗ってキャノピーを接着します。
ここで2mmの接着シロを作るために、コクピットの裏側にバルサ材を接着した訳です。
接着剤を塗ったら、上からゆっくりとキャノピーを乗せます。
機体の前後左右から見てキャノピーがズレていなければ、マスキングテープを使ってキャノピーを胴体に固定します。
一夜明けて、マスキングテープを剥がしてみました。
キャノピーとコクピットは無事に接着されていました。サランラップを敷いていたので接着剤が胴体に漏れることもありませんでした。
キャノピー裏側の接着面をよく見て、接着漏れや隙間が無いか確認します。
キャノピーにバルサ板で補強したコクピット部分を接着したら、かなり剛性感が上がりました。
出来上がったキャノピーを胴体に取付けてみます。
胴体を治具として接着したキャノピーですから、当たり前といっては当たり前なのですが、隙間もなくピッタリと仕上がりました。
キャノピーを胴体に固定します。
固定方法は、よくある「ノックピン+ネジ2つ」でもいいのですが、私の場合、飛行中に何度かキャノピーを落下させた経験があるので、いささか整備性が悪いのですがネジ4つにしました。
カウリングを胴体に取付けます。
燃料パイプは写真の様に不要な燃料パイプとアルミパイプを使って外部に誘導します。
次は実機の写真を参考にしてデカールを貼ります。
キットには色々なデカールが印刷されていましたが、実機は意外とシンプルでした。
デカールの形状に合わせてカットした後、はがれにくくするために角の部分を取ります。
デカールはいきなり貼るのではなく、まずは裏紙を半分カットします。
写真を見ながら位置を合わせて、納得のいった場所でデカールを貼ります。
デカールを貼ったら、残り半分の裏紙を剥がしながら全体を貼ります。
今回は空気が入るほど大きなデカールはありませんでしたので、この繰り返しの作業になります。
次は垂直尾翼に取付けるアンテナですが・・・いくらキット付属のパーツとはいえ、ちと大きくね?!
という訳で、再び実機の写真を調べてみたら・・・。
左端の赤丸の中ですが・・・意外と小さいですよね?!
てな訳で、半分にバッサリと切ってしまいました。
ついでに色も垂直尾翼に合わせてグレーのフィルムを貼り直します。
垂直尾翼に当ててみました。
うん、こんな感じかな?!
色も垂直尾翼に合わせて、さりげない感じになりました。
デカールを貼り終えたツカーノです。
ほぼ完成に近づきましたね。
部屋が雑然としていてお見苦しいくて申し訳ございません。
こういうのはプロのカメラマンだったら許してくれないでしょう。おそらく大掃除が始まってバックに壁紙を立てられます(笑)。
私はアマチュアですしスタジオ撮影ではありませんので、その辺はどうかお許しください。
それではまた来週! (^o^)/~~
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