「ナベさんの気ままなラジコン日記」(554)~ショートツカーノの製作⑯~ (2020/07/10)
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ここのところ関東地方も大雨が降ったりやんだりで、なかなか滑走路が乾きません。
着陸時に尾輪式の機体はお辞儀をしたり、でんぐり返ったりと散々な状況です。
そこにいくとモスキート・モス号のような軽量機やフロートを履いた水上機はどこ吹く風で、悠々と飛んでいます。
私も次回は予備機として電動パストラルを持って行こうかと思います。
さて、ショート・ツカーノの製作も、そろそろ佳境に入るかと思っていましたが、キャノピー周りの製作が残っていました。
今週はコクピットの塗装をはじめ、キャノピー周りの製作をします。
キャノピーとコクピットは薄いプラスティック板を整形して作られています。ですから、これらを接着するにしても接着シロはプラ板の厚みしかありませんから、とても接着できるものではありません。
そこで、コクピットの裏側に2mm厚のバルサ板を貼って、接着シロを稼ぐことにしました。
スーパーXを使って、その辺の余ったバルサ板を接着します。コクピットが反らないようにしっかりとした台の上にウエイトを乗せて硬化を待ちます。
接着剤が硬化したら胴体の上に置いてマスキングテープで固定します。
胴体との接合部の形状に合わせてバルサ板の裏側から境界線をトレースします。
トレースした境界線に沿ってバルサ板をカットします。
胴体に乗せて出っ張った部分があったらサンディングボードを使って整形する。
これを何度か繰り返します。
たかだかバルサ板を接着しただけなのに、ペラペラだったコクピットのプラスティック板の剛性が上るものですね。
真夏の炎天下で黒いコクピットってどうなんでしょう?! 変形する恐れもありますので、ここは塗装することにしました。
1000番の耐水ペーパーを使ってコクピットの表面を荒らします。
サンディングで出た粉をアルコールで拭き取ったら塗装をします。
エンジンカラーが入手できなかったので、とりあえずラッカーで塗装をして、その上から耐燃料塗料でコーティングすることにしました。
まぁ、黒がグレーに変わったからといって「それがどうした?!」といわれてしまうと、返す言葉もないんですけどね。
気持ちの問題ですね(笑)!
ここではっと気が付きました!
胴体の前後のコクピット部分も塗装が必要でした。
ここも塗料が付きやすいように耐水ペーパーで荒らしておきます。
サンディングした粉をアルコールを湿したティッシュで拭き取ります。
胴体コクピット後部も同じように耐水ペーパーで荒らしておきます。
再び胴体全体ををマスキングして塗装します。
エンジンマウントの塗装、引込脚内部の塗装と、今回で3回目のマスキングになります。
最初から先を読んでいれば1回のマスキングで済んだのですが読みが甘かったですね!^^;
塗装は一度に多めに吹くと塗料が垂れてしまいますから、薄く数回に分けて塗装します。
数日置いて塗料が乾燥したら、その上からプルファーを拭きます。
私事ですが、プルファーって中学生の時にUコン機に使用して以来なのですが、意外と使えるものですね。
同じく胴体にもプルファーを拭きます。
この部分はキャノピーで隠れますので、耐燃料塗料は必要ないかとも思ったのですが、長年の間に燃料が染みて来て塗料が溶け出すとやっかいですのでプルファーを拭くことにしました。
もっとも「はたして長年機体が持つのか?!」という問題もありますが(笑)!
塗料が乾いたので周囲のマスキングを剥がして部屋に持ち込みました。
家族から「部屋の中から変な臭いがする」と言われないか冷や冷やものです。
マスキングを完全に剥がしました。
思ったとおり!
イメージとしては、こんな感じです。
胴体の上にコクピット部分を乗せます。
なんとか前後部分との色も合いましたし、段差も解消されています。
上からキャノピーを乗せてみました。
どうやら違和感なく塗装が完了しました!
よく、ラジコン仲間から「コクピットに人形乗せないの?」と聞かれるのですが、以前、人形の首が取れて、コクピット内を生首がコロコロ動いていたことがありました。また、万が一墜落させたときに気分が良くないので、それ以来あまり人形は乗せていません。
今度、聞かれたら「無人機です!」と答えましょうかねぇ!^^;
それではまた来週! (^o^)/~~
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