「ナベさんの気ままなラジコン日記」(551)~ショートツカーノの製作⑬~ (2020/06/19)
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関東は梅雨入りですが、この原稿を書いている6月15日は梅雨の合間とでもいうのでしょうか、この近辺では最高気温が32度の予報が出ています。
こうなると、根性の無い私としては飛行場への足が遠のいてしまいます。この気ままなラジコン日記が頑張って飛行場に通っている仲間の目に止まったら、怒られそうですね(笑)。
さて、ノーズギアのタイヤハウスも出来上がりましたから、今週はその周辺の塗装をしていきます。
エンジンマウントの周囲を新聞の広告などを使ってマスキングします。この部分は刷毛塗りですから、マスキングは機首部分だけで十分です。
今回、塗装に使った道具はこれ!
エンジンカラーのクリアとエンジンシンナーです。東邦科研が販売を中止しましたので、模型屋をはしごして、ある物を買い漁ってきました。
刷毛を使ってエンジンカラーを塗ります。
最初は塗料を木材の内部に浸透させるため、エンジンシンナーを多めに混ぜて、かなり薄めに塗ります。
塗料が乾いたら、2度塗り、3度塗りと塗装を重ねていきます。塗装を重ねるたびに、塗料を濃い目にしていくのですが、夏場の場合はシンナーの蒸発が早いので、自然に濃くなってきます。
エンジンマウント部分の塗装が終了したら、今度はノーズギアのハウジングの塗装になります。
ここで、ノーズステアリングのワイヤーを通すノイズレスチューブを固定する部材を忘れていたので、急遽バルサ材で作り、胴枠に接着しました。
ノーズギアのタイヤハウス内の塗装をします。
こちらはスプレーで塗装をするので、胴体全体をマスキングします。色は青竹色にしたかったのですが、今回入手できなかったのでタミヤのオリーブドラブを使用しました。
薄目に3回くらいに分けて重ね塗りします。
写真のタミヤのオリーブドラブはラッカーですので、このままでは燃料に侵されてしまいますから、この後、耐燃料塗料を塗ります。
ラッカーの上から何を塗ろうかと物色していたら、模型屋にプルファーが置いてありました。
プルファーって私の記憶の中では中学生の頃、Uコン時代に使用しただけで、その後忘れかけていた塗料ですが、店主の「大丈夫だよ!」の一言に押されて使用することにしました(笑)。
こちらも塗ったら乾かし、塗ったら乾かしを3回くらい繰り返します。
塗料が乾きましたら、いよいよマスキングを剥がします。
この瞬間、不安と喜びが重なり合って、何ともいえません(笑)。
ノーズステアリングワイヤー用のノイズレスチューブを取付けてみました。
おっ! 意外とスマートな感じです。
こちらはラダーサーボ側のブレ止めです。
余ったバルサブロックを使って作ってみました。
胴体内部の様子です。
こんな感じでラダーサーボまでワイヤーを誘導します。
ノーズギアにワイヤーを取付けます。
このノーズギアはステアリングホーンごと倒れますので、引込時にはワイヤーが緩みます。そこが気になるのですが、果たしてどうなることやら・・・。
ワイヤーをノイズレスパイプに通してみました。
ノーズギアを引き込んでから再び出すと、ワイヤーがホーンの前方に巻き込んでしまいそうになるので、その対策が必要になりました。
胴体に主翼を取付けて、引込脚の動作をチェックします。
サーボ速度は1.0秒に設定して実機感を出しました。それからノーズギアとメインギアのサーボストロークを個々に調整できるように二股ハーネスで繋ぐのではなく、別のチャンネルにしてミキシングをかけTA(フタバの場合はATV)でストロークを調整することにしました。
ここまで製作を進めていて、いろいろな課題が出てきました。
まずはメインギアにガタがあって背面の状態ではタイヤが隠れるのですが、正面にするとタイヤの厚みの半分くらいが主翼から出てしまいました。それからノーズギアのワイヤーが引込時にステアリングホーンの前方に巻き込んでしまいます。
この辺が今後の検討課題なのですが、まぁ初飛行までにはなんとかせねば・・・という感じです(笑)。
それではまた来週! (^o^)/~~
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