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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(550)~ショートツカーノの製作⑫~   (2020/06/12)

ナベさんのプロフィール

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緊急事態宣言が解除したので私も重い腰を持ち上げて飛行場に通い始めましたところ、とたんに真夏並みの暑さで参ってしまいますね。1フライトしたらテントに避難を繰り返しています(笑)。
私の暑さ対策は顔中に日焼け止めを塗るのは勿論のこと、つばの広い麦わら帽子をかぶり、暑くても長袖を着て、氷とスポーツドリンクの入った水筒を欠かさず持って飛行場に向かいます。
暑さと紫外線対策、みなさんはどうされていますか?

さて、ツカーノにエンジンを搭載したことだし、今週は引込脚やエンコンのリンケージ、燃料タンクの搭載など、エンジン回りの工作を進めていこうし思います。
この辺は胴体内のスペースの問題など、いろいろな要素が絡んできますので、頭の中で一度に整理できていないのですが、「ひとつ一つトライしてみて、不都合が発生したら手戻りする」くらいの柔軟性がないと難しいかも知れません。



とりあえず、引込脚のリンケージから進めてみます。
引込脚にリンケージロッドを繋いでみると、どうやらこの辺の胴枠にサーボベットを取付けると良さそうです。



胴体の曲面に合わせて作った型紙を元にしてサーボベットの部材を切り出します。
まぁ、こんな感じでしょうか。



サーボベットを接着してみました。
引込脚サーボはメインギア用と同じE-MAXのES3005を使用してみました。カタログ上では10Kg/cmと、なかなか頼もしいスペックを示しています。



同じようにしてエンコン用のサーボベットを作ってみました。



引込脚サーボとエンコンサーボを胴体に取付けてみました。
幸いにもエンコン用のロッドは引込脚のタイヤハウスの外に出すことが出来ましたが、サーボベットが主翼のカンザシギリギリの位置になりました。
「危ねぇ、危ねぇ!」



次は燃料タンクのベットを作ります。
引込脚を50mmも嵩上げしていますから、燃料タンクが干渉しないか気になります。最悪、燃料タンクは重心位置まで下げても構わないのですが、コクピットの造作や他のリンケージ、受信機、バッテリーとの配置の問題も出てきます。
まぁ、考えていても仕方がないので製作を進めます。



工作用紙を使って型紙を製作したら、ベニヤ板を切り出します。
この燃料タンクベットを引込脚のタイヤハウスの天井板と兼用にしました。



中国製のARFキットのパーツは得てしてチープな物が多いのですが、キット付属の燃料タンクは口金もゴムパッキンもしっかりした物だったので使用することにしました。



完成した燃料タンクとベットです。
こんな感じになりました。



燃料タンクをマジックテープで固定した上からタンクの周囲をベルクロベルトで巻くという極オーソドックスなやり方です。



燃料タンクベットを胴体に取付けてみました。
引込脚を避けて燃料タンクを搭載すると、ここまで後退します。



ノーズギアは引込脚のリンケージの他にノーズステアリングのリンケージが残っています。
この引込脚はステアリング部分も倒れるので、ここは迷わずワイヤーリンケージになります。しかも両引きです。
当初、そこまで考えになったので、思いっきり補強した胴枠に後からリンケージワイヤー用の穴を開けなければならなくなりました。
ただでさえ狭いタイヤハウスにバイスを入れて、入らない指を無理やり入れて、1度に90度くらいしか回らないバイスを地道に回します。
「いったい俺は何をやっているんだろうか・・・」 
いえ、単なる独り言です。



まだまだ作業は続きます。
タイヤハウスの天井板は燃料タンクベットと共用だからいいのですが、側面もベニヤ板で埋めていかなければなりません。左右それぞれ3枚、後方1枚、合計7枚のベニヤ板を現物合わせで切り出して接着します。



後方の壁はこんな感じです。
かぎ状に開いた溝は引込脚ロッドの通る溝で、二つの穴はステアリング用のリンケージワイヤーのノイズレスパイプの通る穴です。



後方の壁も接着しました。
接着剤が硬化したら引込脚を取付けて動作に問題がないか確認します。



ノーズのステアリングワイヤーを通すノイズレスパイプを挿入してみました。
まぁ、こんな感じです(笑)。



胴体の内側からノイズレスパイプを見ます。
このパイプが主翼のカンザシや各舵のサーボ、受信機、バッテリー等と干渉せずにラダーサーボまで持っていければ良いのですが・・・。



ラジコン飛行機を製作していると時々不確定な要素が出て来て、その都度無い頭をひねって、なんとか乗り越えるのですが、流石にこのキットは不確定要素が多すぎですね(笑)。

そういえば、大昔の話ですが、RCエア・ワールドという雑誌でキットを製作していた時のこと。
このように不確定要素が出てくると編集部員は「記事に見どころが出来た!」といって喜ぶんですよね。目の前で私が頭を抱えているにもかかわらず・・・。

ここだけの話ですが・・・編集部員って鬼ですよね(笑)?!



それではまた来週! (^o^)/~~


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