カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
RSS
 

「ナベさんの気ままなラジコン日記」(542)~ショートツカーノの製作④~   (2020/04/17)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)


ついに改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県に発令されましたね。
それぞれの行政機関では「密閉」「密集」「密接」の三密を控え、関連する事業所の営業自粛を要請していますが、私の住んでいる千葉県では、何故か「自粛要請はしない」と森田知事が発表しております。(4月11日現在)
まぁ、「国がああ言ったから」とか「県がこう言ったから」などと人のせいにしていないで、正しいと思う情報を冷静に判断をし、自己の決断で行動することが、後悔しない生き方なのかなぁと感じています。
そんな訳で、「最近、あまり飛行場に行ってないなぁ~」というのがオチなのですが(笑)。

さて、今週はエルロンとフラップのデュアルサーボ化(複数サーボ化)について分かりやすく説明していきます。
複数のエルロンやフラップサーボも二股ハーネスで繋いでしまえば問題なく使用できるのですが、個々の舵の微調整が難しくなってきます。
また、サーボの故障によって回路がショートした場合、どちらのサーボも動かなくなりますから「受信機のチャンネルが余っているのなら、デュアルサーボ化はした方が良い!」と私は思います。



JRのPCM9XⅡの取扱説明書(飛行機用)の38ページです。
私の頭が老化したためか、デュアルサーボ化の所を何度読んでも理解できませんでした。
そこで、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」といいますから、RC DEPOさんに電話をして教えてもらうことにしました。



「あの~、PCM9XⅡの設定について、お聞きしたいのですが・・・」
「いいですよ! うちにJRプロポが判る者がおりますから」
なんと即答で返事が返ってきました。
その方の説明によると、なんと前のページ(37ページ)のウイングタイプの画面から入ることが分かりました。
以下、その設定方法について説明します。



先ずは受信機のチャンネル設定です。
①右エルロンをAILEに、左エルロンをAUX3に挿入します。
②右フラップをAUX1に、左フラップをAUX2に挿入します。
ショートツカーノは引込脚を装備していますから、GEARチャンネルは引込脚用に取っておきます。



次に送信機をシステムモードにして、デバイスセレクトを選びます。



左エルロンをAUX3に、左フラップをAUX2に設定しましたから、これらのチャンネルが送信機のスイッチで誤動作しないようにINH(インヒビット:無効化)にします。
これをしないとデュアル化出来ないようシステムでプログラムされています。



次に、同じくセクシステムモードの中のウイングタイプを選びます。



受信機の接続で左エルロンをAUX3にしましたから、AILEの下をAUX3にします。同様に左フラップをAUX2にしましたので、FLAPの下をAUX2にします。 どうやら画面のDualとMateの関係は、ミキシングのマスターチャンネルとスレーブチャンネルとの関係のようです。



同じ画面で、Dual AILEの下のMate AUX3の下のTrimをINH(無効化)にします。
これをACTにすると、エルロントリム以外にAUXトリムも使用できるようになるのですが、私の場合、使用しませんのでINH(無効化)にしました。



ちなみにAUXトリムは、送信機の右肩(赤い丸印)にあります。
飛行中にエルロントリムは操作しますが、AUXトリムまで操作する余裕がありませんのでINH(無効化)にしました。



次はフラップシステム画面です。
フラップの動作量はリンケージをしてから、とりあえず目測で決めて、後は飛行しながら煮詰めていきます。
フラップを降ろした時のエレベーターダウンミキシングも飛ばしてみないと何ともいえません。
フラップサーボのDelay(遅延時間)は好みの問題ですが、入れておくと機体の挙動が安定します。



エルロンとフラップのデュアルサーボ化の設定は終了しましたので、いよいよリンケージに移ります。
エルロンとフラップサーボの位置を変えるという面倒な作業をしておいたので、リンケージロッドとヒンジラインが直交するようになりました。



ペンで印をした位置にフラップホーンを取付けます。



フラップがスプリットフラップなので、ホーンのネジが表面に出っ張らないようにカットします。 瞬間接着剤を使ってフラップを主翼に取付けます。



フラップとエルロンを主翼に取付けました。
瞬間接着剤が完全に硬化するまで、動翼がズレないようにマスキングテープで仮止めしておきます。



次にリンケージロッドを取付けます。
クレビスがホーンから外れないように、燃料パイプを輪切りにして取付けます。
マスキングテープを使って動翼中立の位置で固定し、送信機のトリムを中立にしてサーボホーンがセンターになっていることを確認してからロッドの長さを決めます。この辺は毎度のことですね。


今まで、デュアルサーボ化の設定は自己流でやっていたのですが、これを機会にちゃんと整理しておきました。
やはり「聞くは一時の恥」でしたね!^^;


それではまた来週! (^o^)/~~


ご感想送信フォームはこちらをクリックして下さい。


ページトップへ