「ナベさんの気ままなラジコン日記」(541)~ショートツカーノの製作③~ (2020/04/10)
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新型コロナウイルスの関係で、政府は週末や平日夜間の不要不急の外出を避けるよう要請しています。「要請」には法的規制はありませんが、なにしろ人間の生命に係ることですので、真面目な日本人なら厳守しますね。一部の若者を除いては。 ラジコン飛行機という趣味は、機体や部品はネットなどで購入して自宅で製作し、野外で飛ばしますから、平日飛ばす年金生活者にとっては「コロナに強い趣味」ということになりそうです。
最近、飛行場に行くと駐機場の機体と機体の間隔が広がり、昼食時の人と人との間隔も広がり、仲間同士の会話も少なくなってきたと思うのは気のせいでしょうか。
さて、今週は主翼の製作を続けます。
エルロンサーボとフラップサーボのリード線を主翼の内部を通します。例によって片方に重りを付けた水糸をサーボのコネクターに繋ぎます。
主翼の内部に重りの付いた水糸を通します。
無事に通りました。主翼内にはいろいろな構造物があるので、リード線の長いエルロンサーボの方から通すといいですね。
エルロンサーボとフラップサーボのリード線を通し終わりました。写真のようにシュリンクチューブを使って色分けしておくと、後で配線が楽になります。別に規定はないのですが、私の場合は左翼のエルロンを赤色に、左翼のフラップを赤黒にしています。
次はフラップホーンの取付け段階で、ロッドとヒンジラインが直交していないことに気が付きました。多少のズレなら黙認してしまうのですが、このショートツカーノは主翼のテーパー比が大きいので、修正することにしました。
エルロンサーボの方もかなりズレています。ましてエルロンロッドはフラップロッドに比べて短いので、なおさらストレスが掛かりますので修正します。
サーボハッチの開口部の修正は画像で示したとおりです。こうなると、サーボの取付け位置も修正しなければならないのでサーボベットも取り外して接着し直します。「手戻り」は面倒くさい作業ですが、後で後悔しながらフライトを続けて行くことを考えると、今のうちに直すことにしました。
ペンで書いたとおりベニヤ製のサーボハッチをカットします。
カットしたベニヤ片を反対側に寄せたらこのとおり、ベニヤ片を再利用することが出来ました!
早速、カットしたベニヤ片をエポキシ系接着剤で接着します。接着剤が漏れないように裏面にマスキングテープを貼っています。
左右の主翼のエルロンとフラップ、計4つのハッチの開口部を修正しました。後はエポキシ系接着剤の硬化を待ちます。
接着剤が硬化したので、ハッチの裏面にそれぞれの名称と進行方向を書いておきます。
それでは気を取り直してフィルムを貼ります。フィルムはオラカバのグレーを使用しました。
ハッチの端の曲線部分期はアイロンを当てながらフィルムが収縮するのを待ちます。
ハッチ周囲のフィルムを貼り終えたら全体的に熱を加えて、フィルムのシワを延しします。
4つのハッチのフィルム貼りが終了しました。多少のフィルムの色の違いには目をつぶることにします。
サーボホーンの開口部のフィルムとビスの穴を、はんだゴテを使って溶かしました。なかなかいい感じになってきました。
サーボベットも一度剥がしてから接着し直します。サービスハッチの開口部の関係からサーボベットを斜めにカットしたりと、本来なら不要な作業が続きます。
今回は諸事情から「手戻り」の作業が出てしまいましたけど、気を取り直して来週からもショートツカーノに立ち向かって(笑)いきます。
それではまた来週! (^o^)/~~
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