「ナベさんの気ままなラジコン日記」(539)~ショートツカーノの製作①~ (2020/03/27)
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私がKK HOBBYというWEBショップを知ってから、かれこれ10年以上の月日が経ちました。
当時は他の店とは少し趣の違った機体を安い価格で提供していたことから、KK HOBBYとのお付き合いが始まりました。
今回ご紹介しますショートツカーノも、当時KK HOBBYから購入して、ずっと仕舞い込んでいた物を10年ぶりに取り出してきて作ろうと思ったのですから、まさに「気ままなラジコン日記」の王道を行くような機体です(笑)。
メーカー名も不明で、今ではどこの店でも販売していない機体(だと思う。)ですので、読者の皆さんが興味を持たれるかどうか確証はないのですが、「なんか、ナベさんが悪戦苦闘してるみたいよ!」みたいな感じで見ていただけたらありがたいです。
なお、この日記をご覧になって「ショートツカーノ作ってみたいな!」と思った方は、間違ってもインターネットオークションなどで入手するのではなく、KK HOBBYのTUCANO MK2を購入された方が賢明です。
と申しますのは、模型界において10年の技術の進歩は大きく、機体の設計・構造・品質共に別次元といって良いほど進化しています。
わざわざ古い機体を探してきて、私のように苦労する必要はないと思います(笑)。
たいへん懐かしい画像が出てきました。これが当時、KK HOBBYのウェブサイトに載っていた画像です。当時としては緑色の機体ってめずらしく、尾翼のフィンや増槽タンクの妙にゴツいところに興味をそそられたので購入しました。
これがキットの箱です。箱の隅々まで見たのですが、メーカー名は書いてありませんでした(笑)。
それではスペックを見てみましょう。
全長1,500mm、全幅1,650mm、翼面積43dm2と、電動機を飛ばし慣れた私にとっては、かなり大きく感じる機体です(感覚の問題ですが!^^;)。また、4.2Kgの重量の機体を120クラスの4サイクルエンジンで飛ばすのですから、模型用の専用飛行場で飛ばすことになります。
胴体はFRP製です。力の掛かる部分は厚く補強されているため、強度は十分のようです。その分重いことは重いのですが。
パッと見のイメージは 「You are Shark~♪!」 お前はサメか?! とでも言いたくなるような雰囲気です(笑)。
胴体の内部には丈夫なベニヤの胴枠とサーボベッドが作り込まれています。また、エレベーター・ラダーロッド用のノイズレスチューブも組込み済みです。
胴体を斜め後方から見ます。グラスの表面は若干波打っていますが、実機の表面はもっとベコベコですからあまり気になりません。
カウリングも綺麗に塗装されています。インテークのおちょぼ口がかわいいといいますか、とにかく魚を連想させる形状です(笑)。
主翼の裏表面です。 フラップはスプリットフラップを採用しているので、裏面の部分だけ下がるようになっています。
これがスプリットフラップの部分です。主翼の上面部分は固定されていて、下面部分のみが稼働します。この辺がメーカーのこだわりだったのでしょう。
水平尾翼です。フィルムはきれいに貼られていて一見申し分ないように見えますが、後から問題が発生しました。この画像を見て気付かれた方もいらっしゃると思いますが、このままではラダーがエレベーターに当たってしまいラダーが動かせないんです。
まぁ、何といいますか・・・昔の名もない中国メーカー、やってくれます(笑)。
これがキャノピーです。キャノピーは透明部分と色のついた枠の部分に段差が付いていてリアリティーはあるのですが、黒いプラスティックで出来ているコクピット部分のクオリティーは・・・まぁ、どうなんでしょう?! といった感じです。
その他の部品です。増槽タンクが個性的です。この機体は固定脚仕様なのですが、引込脚を装備するオーナーのためにタイヤカップも入っていました。
その他のパーツです。固定脚のピアノ線がめちゃくちや太いです。プラスティック製のエンジンマウントが付いていましたが、120クラスの4サイクルエンジンを取付けるには金属マウントに交換した方が良さそうです。
デカールと組立説明書です。ブラジルの国旗が説明書の写真のものと違っていますが、これでいいのかな?! この辺は製作を進めながら調べてみます。
組立説明書を開くと、分かりやすい写真と簡単な説明文が英語で書かれています。説明が簡単すぎて肝心な細かい部分の説明が無いので、その辺は試行錯誤で取り組んでいこうと思います。
それではまた来週! (^o^)/~~
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