「ナベさんの気ままなラジコン日記」(521)~オテンバの製作⑰~(2019/11/15)
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今年の日本列島は記録的な猛暑が続き、毎日のように熱中症で救急搬送される人が相次ぎました。私もどうなってしまうのかと思っていましたが、いつかは冬が近づいてくるものですね。
って、当たり前か?!^^;
冬は空気が乾燥しますからエンジンの調子が良くなって、排気熱と大気の温度差からスモークもきれいに出ますからエンジン機によい季節ですね。 また、朝と昼の寒暖差も大きくなりますから、サーマルグライダーにも適しています。
と言いながら、私はオテンバを電動化していますが(笑)
それでは、今週もオテンバの胴体の製作を進めます。
胴体尾部にフィルムを貼る前に、テールギアの受けとなるスリーブを取付けます。
まずはスリーブとなるアルミパイプをエポキシ系接着剤で胴体に接着します。
こんな感じですね。
エポキシ系接着剤が硬化するまでマスキングテープで固定しておきます。
次は尾輪のスリーブをグラステープで補強します。
グラステープは主翼の接合部に使ったものの余りを流用します。
グラステープをエポキシ系接着剤で貼ったら、ドライヤーの熱でエポキシ系接着剤を浸透させます。
グラステープは戻ろうとしますので、エポキシ系接着剤が硬化するまでマスキングテープで止めておくといいでしょう。
次は胴体にフィルムを貼ります。
写真のように凹状の部分はあらかじめ短冊状にフィルムを貼っておくと剥がれにくくなります。
胴体側面に白のフィルムを貼っていきます。
今回、フィルムはオラカバを使っています。オラカバは裏紙がありますので、胴体や主翼の左右、尾翼の上下など、対称形の部分は裏紙を利用してカットできますから便利です。
フィルムの余った部分を内側に織り込むようにカットしていきます。
主翼との接合部は曲線ですので、多目に切り込みを入れます。
余ったフィルムを内側に引っ張りながら、アイロンで固定していきます。
フィルムを貼り終えましたら、余分なフィルムをカッターで切り落とします。
曲面部分は曲面の形状に合わせてフィルムをカットします。
キャノピーハッチの開口部も余ったフィルムを内側に折り返します。
機首部分は曲面が複雑ですし良く目立ちますから、フィルムを強めに引っ張りながら貼っていきます。
機首部分は内側に折り返した後、写真のようにカッターで切り取ります。
メタリックブルーのフィルムは古いので、アイロンの熱で色が滲んでますね。
直線部分は胴体にウエイトを乗せて固定し、カッターの刃を長目にしてカットしていきます。ムサシノの機体は直線部分が多いので、助かります(笑)。
3mmくらい余裕をみてカットしたフィルムを折り込んでいきます。
フィルムの周囲も熱を加えていきます。
アイロンの温度が高いとフィルムが部分的に縮んでしまいますので、最初は低い温度で様子を見ながら貼っていきます。
フィルムの周囲を貼り終えたら、全体に熱を加えます。
アイロンの底に色物のフィルムの顔料が付いていると白い部分が汚れてしまいますので、熱を加える前にアイロンの底をきれいに拭いておきます。 フィルムを貼っていくときにアイロンの滑りが悪くなりましたら、それはアイロンの熱が高い兆候ですから、冷めるまで少し待ちます。
それではまた来週! (^o^)/~~
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