「ナベさんの気ままなラジコン日記」（５２０）～オテンバの製作⑯～（2019/11/08）

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先週はオテンバの水平尾翼と垂直尾翼のフィルム貼りを行いましたが、今週はその続きです。 水平尾翼と垂直尾翼の間に接着する補強材ですが、キット付属のものは細くて私には使い難く感じました。 人間って不思議なもので、使い難いと感じるとぞんざいに扱うようになり、ついには掃除機で吸い取ってしまい、掃除機を開けるのも面倒くさくなり(笑)、これを機に作り直すことにしました。



スクラップバルサをストックしている箱の中をガサゴソ探していたら、適当なバルサ材がありました!
短辺が８mm、斜辺が１０mmの直角二等辺三角形のバルサ材です。このバルサ材を適当な長さに切ります。



サンディングボードを垂直に当てて断面をきれいに整形します。



もう一方は前方になりますので、カッターで斜めにカットします。



こちらもサンディングボードを使ってきれいに整形します。



補強材が出来上がりました。
こちらの方が大きさ的にもオテンバに合っているし、水平尾翼と垂直尾翼の直角も良く出そうです。



三角補強材に垂直尾翼と同じ色のフィルムを貼ります。
写真のように１枚のフィルムで一度に貼れますね。



フィルムの余った部分をカットします。



まだ接着はしていませんが、垂直尾翼に三角補強材が付くとこんなイメージになります。



垂直尾翼にアクセントを付けましょう。
オーナーの好みで何でも良いのですが、私はツインプラム号を踏襲してスイスの国旗を貼ることにしました。



カッターマットの上にフィルムを裏表に２枚置いてマスキングテープで固定します。その上からデザインした紙を貼って上からカットします。
カッターマットは回転しやすいように、小型のものを揃えておくと良いでしょう。(１００均で手に入ります)



フィルムをカットし終わりました!



カットしたフィルムを垂直尾翼に貼ります。



これで垂直尾翼と水平尾翼の完成です。



次は胴体のフィルム貼りに移ります。
胴体の下半分はブルーメタリックにしたのですが、このエクセルコート、色は好きなのですが、何しろ古くて品質があまり良くありません。
いろいろ探したのですが入手出来なかったので、このまま使用することにします。



フィルムを適当な大きさにカットしたら、周辺からスポット圧着していきます。



フィルムの周囲すべてを圧着したら、全体に均等に熱を加えます。
何しろ古いフィルムなので、アイロンは軽く当て、熱も低温で作業を始め、不足するようなら徐々に熱を上げて様子を見ます。
まるで「腫れ物に触るよう」とは、このことです(笑)。



次は機首部分です。
こちらも貼り方は同じですが、曲面部分はフィルムを引っ張るようにして周囲から圧着していきます。



機首のスピンナーとの接合部分は折り返して貼ります。
この部分はスピンナーで隠れますから多少シワが寄っても気にしません。



折り返しの部分をカッターで処理したら、全体に熱を加えます。



胴体下部のフィルム貼りが終わりました。
フィルムが古いので、貼っている最中にバルサ材に色が移ったり、アイロンに色が付いたりします。アイロンに付いた顔料は、その都度アルコールを湿したティッシュで綺麗に拭き取ります。


それではまた来週!　 (^o^)/~~


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