「ナベさんの気ままなラジコン日記」(516)~ズリンZ-50のフライト(メインギア修理後)~(2019/10/11)
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以前、制作しましたズリンZ-50ですが、ファーストフライトでキット付属のジュラルミン製のメインギアが簡単に取れてしまいましたので、ラジコン日記の第501回~502回でピアノ線のメインギアに変更しました。
その後、フライトしましたので、ここでご紹介したいと思います。
本日は晴れ時々曇り。風速は0~2m/sの順風です。
久しぶりにメインギアを交換したズリンZ-50をフライトエリアに持ち込みました。
ズリンを後方から見た感じです。
芝生がきれいに刈れています。今日のズリンのフライトの為にクラブ員の皆さんが刈っておいてくれたそうです。(冗談です!)
なんだか脚が短いなぁと感じたので、昔のジュラルミン脚の時の写真で比べてみました。
上がジュラルミン脚で下がピアノ線脚です。
ピアノ線脚はジュラルミン脚に比べて30mm低いのですが、さすがにその差は大きく、まるで地べたを這っているようです。
メインギアをピアノ線に変えても、地面とプロペラのクリアランスは32mmあったので、とりあえず飛ばしてみることにします。
ズリンを滑走路の風下までタキシングさせてから風に正対します。各舵の動作確認をして滑走路上に障害物が無いことを確認してからテイクオフのコールをします。
若干の反トルクをラダーで修正して、機体が直進するのを確認したら徐々にパワーを入れていきます。
すると、ズリンはあっという間に離陸しました。
機体を左旋回させながらトリムを取ります。
クラブ員から
「MAZDAのロゴが目立つね!」と声が掛かりますが
実際はロゴを見せている余裕はなくて、エルロントリムが取れてないだけなんです。
写真撮影のために、何度も360度旋回に入れます。
まだフライトに慣れていないせいか、横滑りに対応するためあまりパワーを抜けません。
ズリンがちょうど私の正面で旋回しています。
裏面は全面真っ黄色。 後で何か貼るかな!
左からアゲインストの風でローバスをします。
ようやく機体のデザインを見る余裕が出てきました。
なかなか派手な機体ですね。まぁ、視認性が良いということは機体の姿勢が見やすいので安全につながるのですが。
機体を水平飛行から垂直上昇に入れます。
4セルHVリポのパワーは申し分ないのですが、機体が左に取られています。
平たく言えば、ラダーの修正舵が遅れたということです(笑)。
右から追い風でスローロールに入れます。
スタント機に比べると、当然ですがエレベーターとラダーの修正舵の量は多くなります。
背面飛行です。
こちらもエレベーターの当て舵の量が多いので、正面に返す時にエレベーターを抜くタイミングに気を付けます。
ナイフエッジです。 重心位置を合わせるために機首にかなりのウエイトを積んでいるので、後半から高度が下がってしまいました。
ラダーの舵角を増やして、機首のウエイトを少しずつ剥がしながら妥協点を探る必要がありそうです。
バッテリーの消費を感じたので、モーターが止まる前に着陸です。
今日は風が無いから滑走距離が伸びそうです。
地上まで高度1m。
例のジュラルミン製のメインギアが取れた記憶がトラウマのように蘇ります。
ソフトランディングを目指して慎重に操縦します。最後までエレベーター操作の手を抜きません。
これがランディングの瞬間です!
右のギアが若干後方に曲がっています。ピアノ線がショックを吸収しているってことです。
やりました!
フライトを終えて翼を休めるズリンZ-50。
メインギアをピアノ線に交換してショックを吸収するようになった反面、主翼が地面に近づいたため、機体が傾いたまま着陸すると翼端を擦りそうになります。
また、気のせいか地表効果が増して着陸の距離が延びます。
先日、クラブの飛行場で、小型機の割には大きなメインギアを装着している機体を見付けました。
そうか、あのオーナーと交渉してメインギアを交換するという手もあるな! と、密かにほくそ笑んでしまいました(笑)。
それではまた来週! (^o^)/~~
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