「ナベさんの気ままなラジコン日記」(513)~オテンバの製作⑩~ (2019/09/20)
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今週もおてんばの制作を進めます。
今週は主翼と胴体の接合部分の調整です。
これは上翼になります。
上翼は後退角が付いていますので、主翼前縁の中央部分が尖っています。
(当たり前か!^^;)
この部分が胴体にフィットするように、平らにサンディングします。
主翼後縁が胴体と接触する部分の部材です。
こちらは主翼の後退角に合わせて整形していきます。
こんな感じですね。
適当にサンディングした割にはピッタリでした。
主翼を胴体に取り付けた後、セメダインCを使って部材を胴体に接着します。
前縁部分も設計図の指定より厚くしたので、スクラップバルサを使って部材を作ります。
主翼と胴体の隙間を作るため、厚紙を挟んでいます。
上翼を外してみました。
このまま接着剤が硬化するのを待ちます。
接着剤が硬化したら、前縁の部材をザックリとカットします。
サンディングボードを使って胴体側面と面を合わせます。
キャノピー部分の傾斜に合わせてサンディングします。
キャノピー部分と面を合わせます。
角の曲面に合わせて整形します。
ハッチを取り付けて、整形の具合を見ます。
このまま行けそうですね。
次は後縁部分です。
まずはカッターでザックリと削っていきます。
胴体の形状に合わせてサンディングします。
胴体の傾斜に合わせて更にサンディングを進めます。
こんな感じです。
胴体の傾斜部分と一体になりました。
胴体の上に上翼を置いてみました。
厚紙1枚分のギャップがいい感じです。
下翼も組んでみました。
オテンバの主翼は上翼は後退角が付き上反角は0度です。また、下翼は普通の矩形翼に上反角2が度設定されています。
読者のみなさんはこの主翼を見て、何かお気づきになったでしょうか?!
実は、この主翼の原型はムサシノ版のビッツのものなんです!
以前、ムサシノの前所長である館林さんがムサシノ版ビッツを開発しようとしてテスト機まで作ったのですが、あまりにもスピードや運動性が高すぎて、当時のムサシノ機にはふさわしくない(?)とのことで、お蔵入りになっていました。
(当時のムサシノ機はゆっくリズムといって、翼面荷重が低くて自立安定性の良い機体を開発し、初心者にも飛ばしやすい機体の普及を目指していました。)
オテンバは同社のハミングカブ号よりスポーティーな性格にするため、この主翼を採用したそうです。
それでは今週はここまでにしておきます。
それではまた来週! (^o^)/~~
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