「ナベさんの気ままなラジコン日記」(510)~オテンバの製作⑦~ (2019/08/30)
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さて、今週もオテンバの主翼の製作を続けましょう!
今週はエルロンホーンの取り付けからです。
こちらがエルロンホーンとホーンガイドですね。
エルロンホーンは完全に曲げられていません。設計図を良く見るとエルロンサーボの位置が左右どちらかにオフセットされています。これはサーボベットの取り付け位置が左右の翼の接合部を避けるためのもので、これに合わせてエルロンホーンも少々左右にずれる形となっています。
設計図に合わせて、エルロンホーンを曲げる位置に印をします。
エルロンホーンをペンチに挟んで直角に曲げます。
それぞれのエルロンホーンは曲げる方向が決められていますから、設計図を良く見て、曲げる方向に注意して曲げてください。
ペンチだけでは正確に直角に曲げられないので、ホーンを万力に挟んでハンマーで軽く叩きます。
はい! エルロンホーンが出来上がりました。
エルロンホーンの長さが左右で違っているのがミソ・醤油です(笑)。
今度は主翼とエルロンガイドにホーンの動作溝を掘ります。
こちらの位置も左右で異なっていますので、設計図に合わせながら位置を決めていきます。
ルーターを使ってホーンの溝を削っていきます。
こんな感じです。
エルロンホーンを動かして、エルロンの稼動範囲が確保されていることを確認します。
主翼側もエルロンホーンの稼動する溝を削っていきます。
ハイ! 出来ました。
ガイドを仮付けして、エルロンホーンを動かしてエルロンの動作角が確保されていることを確認します。
エルロンの動作角が確保されていたら、セメダインCを使って主翼に接着します。 この時、接着剤がエルロンホーンに多少付いてしまっても大丈夫です。接着剤が硬化してからエルロンホーンを動かせば、接着剤がパリッと剥がれて動くようになります。
接着剤が硬化したら、主翼の翼型に合わせてエルロンガイドを軽く整形します。
エルロンガイドが付いたので、左右の主翼の接合面を平らに整形します。
左右の主翼を接合する前に、工作台に歪みがないか確認します。
長尺物のスケールを使って、工作台の表面板の歪みを確認します。スケールと表面板の間から光が漏れていませんので、どうやら問題無さそうです。
設計図によると、下翼の上反角は翼端で37mmということなので、これに合わせて冶具を作ります。
こんな感じです。
ちなみに、主翼接合部の接着剤が工作台に付かないように、工作台にサランラップを貼っています。
エポキシ系接着剤をたっぷりと塗って左右の主翼を接合します。
矩形翼の下翼には上反角を37mmつけて、後退角のついた上翼には上反角を0°に設定したら、接着剤が完全に硬化するまでの間、一晩放置しておきます。
今週はここまでにしておきます。
お盆のお墓参りを済ませたら、少しずつですが暑さが和らいできたのを感じます。
飛行場の周囲の田んぼの稲刈りが終了したら、本格的なフライトシーズンが始まります。はたしてそれまでに、このオテンバも飛ばせるようになっていたらいいのですが!^^;
それではまた来週! (^o^)/~~
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