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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(505)~オテンバの製作②~ (2019/07/26)

ナベさんのプロフィール

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今週からムサシノ模型飛行機研究所のバルサキット「オテンバ」の製作を始めます。
瞬間接着剤の効かない(?)古いバルサ材のキットを、昔風の作り方で製作しようというテーマに取り組むことになりました! ラジコン仲間からは『高粘度の瞬間接着剤なら着くよ!』とも言われているのですが、昔ながらの由緒正しい(?)セメダインCとエポキシ系接着剤で仕上げていこうと思います。

そういえば、今から20年くらい前、RCエア・ワールドという雑誌で製作記事を書いていた頃、編集部は新しい物、珍しい物、お洒落な物を積極的に取り上げていく方針でしたが、私は昔からの製作方法を続けていたので編集部員も困惑していたようです。でも、そんな意向はいっさい気にせず「無視」して自分らしさを主張してきました。
要するに・・・自分が変われないんですね!^^;

そんな訳で、今回は昔から慣れ親しんだ作り方をしていこうと思います。



ムサシノの島崎さんから「設計図が出来たら、後で送るからね~!」と言っていた設計図が届きました。自筆で書かれた設計図も印刷をかけると、こんなに綺麗になる(失礼!)んですね~!



図面に胴体側板を乗せて、ざっと全体を見ます。すると・・・「あれ?機首部分が短い?」どうしたものでしょうか。



おかしいなぁと思って、オリジナルの図面に合わせると、ぴったり合います。
「ははぁ~、きっとテールヘビーになったので、重心位置を合わせやすいようにノーズを伸ばしたんだ!」と勝手に推測(妄想?)しました!^^;



次に胴体尾部です。
すると、今度は1mmくらい部材の方が長くなっています。
確かに設計図は印刷をかけると若干ですが縮みます。また、胴体って真ん中は太いですが機首部と尾部は絞ってあります。ですから、設計図の寸法より胴体の部材が多少長くても、組み立てていくとちょうど良くなるという訳です。(深読み過ぎか?!)



という訳で、機首は短い、尾部は若干長いので、主翼取付け部を基準として作り上げていくことにしました。



胴体内側に胴枠を接着する部分の線を引きます。これって、ARFはもとよりスロットイン方式(死語???)を採用しているバルサキットでさえ今では行わない作業です。初心に帰るといいますか、なかなか懐かしさを感じさせてくれるキットです。



胴体側板の上部を接着します。ズレないように、よく図面に合わせて接着位置を決めます。



反対側をマスキングテープで止めてありますので、このように開いて接着面を露出します。
ここにセメダインCを薄く塗ります。



セメダインCを塗ったら、はみ出した接着剤を指の腹の部分で伸ばしていきます。



更に擦っていくと、はみ出したセメダインCが、まるで鼻くそ(食事中の方はご注意ください!)のように、ポロポロと落ちていきます。 す



胴体側板の接着が終わったら、今度は機首部を延長します。延長する長さは約10mmです。



ストックしてあるバルサ板の中から、同じ厚さのスクラップバルサを探して約10mm延長します。
この辺は楽勝です!



接着剤が乾いたら胴体側板の外側部分だけ表面を軽くサンディングします。



左右の胴体側板が出来上がりました。
まるで、鯵のひらきのようです。



次は機首部分の補強です。
これだけ太い三角材が四隅に入っていますから、多少機首部を延長しても強度的には問題無さそうです。



細かい話ですが、側板補強材F19も長さが足りません。こちらもストックしてあるバルサ板から切り出します。



こんな感じで接着剤が硬化するのを待ちます。
今週はこの辺までにしておきましょう。


それではまた来週!  (^o^)/~~


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