「ナベさんの気ままなラジコン日記」(494)~ズリンZ-50の製作⑬~(2019/05/10)
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結論からいいますと・・・ついにズリンZ-50が完成しました!
今週は最後の仕上げをしていきたいと思います。
デカールは厚さや硬さ、塗料の品質などメーカーやキットによっては千差万別ですので、小さいものから貼って様子をみてみましょう。
まずは、端の部分の裏紙を切り取ります。
胴体と位置合わせをしたら、裏紙を切り取った部分から貼っていきます。
次はカウリングです。
こちらも同じく裏紙の一部分を切り取ってから貼っていきます。
カウリングとデカールの間に空気が入らないように、空気を押し出すようにして貼っていきます。
垂直尾翼付近も、こんな感じに貼っていきます。
水平尾翼にも貼りました。
なかなか雰囲気が出てきましたね!
次は胴体側面です。
モーターシャフトや水平尾翼などを参考に、推力軸に平行に貼っていきます。
胴体とデカールの間に空気が入ってしまった場合は、マチ針で穴を開けて空気を押し出します。
次は主翼に貼るデカールです。
こちらは流石に大きいので、中性洗剤を1滴加えた水溶液を主翼の表面に吹き付けます。
中性洗剤の水溶液により、デカールの位置合わせもスムーズに出来ましたし、空気も抜きやすいです。はみ出した水溶液をタオルで丁寧にふき取ります。
しかしこれが・・・。後で大変な失敗の原因となってしまいました・・・。
デカールは水分が乾燥するまで放っておいて、次の作業を進めます。
このキット、主翼の左右の重量差が大き過ぎて、バランスウエイトを貼り付ける羽目になりました。
何グラム貼ったのか計測し忘れたのですが、そんなに少なくない量でした。
次は受信機のベットです。
ベニヤ板を適当な大きさにカットして、ベルクロをエポキシ系接着剤で貼ります。
受信機の方にもベルクロを貼ります。
知る人ぞ知るJR純正の受信機です。今でも使っているのは私くらいなものかも知れません(笑)。 でも、周波数は72MHzですし空中線電力は500mWですから、混信さえしなければUHFに比べて電波伝搬的には有利なんですけどね。
万が一アンテナを踏んでしまって、アンテナが基板から取れてしまわないように、バルサブロックを削ってアンテナ止めを作ります。
こんな感じですね。
アンテナを1回結んで、アンテナが引っ張られないようにします。
胴体の尾部からピアノ線を挿入してアンテナを外部に出します。
まぁ、今日の2.4GHzでしたら、こんな作業は不要なんですけどね!
胴体尾部から挿入したピアノ線とアンテナをマスキングテープを使って繋ぎ合せます。
ピアノ線と共にアンテナを胴体の外に引っ張り出します。
アンテナの先は透明テープか何かで処理しておきましょう。
いよいよ完成しました!
やった~! と思っていたら・・・。
なんだか主翼のデカールの色が滲んでいます。どうしたんだろう、今までこんなことはなかったのに・・・。
しばらく考えた後、原因が判りました。
そういえば、最近の中国製のキットのデカールはインクジェットプリンターで印刷してあると聞きました。どうやら中性洗剤入りの水溶液(わずか1滴ですが)がデカールのインクを溶かしたようです。
今まで、何10年もこのやり方でデカールを貼ってきましたが、こんなことは初めてです。自動車に貼るデカールもこのやり方で貼りますが、問題が起きたことはありません。
『ん~まいったなぁ。今までのやり方が通用しない時代が来たのかなぁ。』と感じました。
そんな訳で、良い子の皆さんはこのやり方を真似しないでくださいね。
それではまた来週! (^o^)/~~
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