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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(480)~NCA(日本貨物航空)乗員訓練センターに行ってきました!~ (2019/02/1)

ナベさんのプロフィール

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ひょんかことから、千葉県の成田(正確には山武郡芝山町)にあります航空科学博物館友の会の会員になりました。 この航空博物館にはよく行くので、中の展示物も知っているのですが、時々行われる博物館が主催するイベントが楽しみで入会しています。

さて、今回はNCAの乗務員訓練センターの見学が出来るということなので、早速行ってまいりました!



訓練センターまでは博物館から貸切バスで向かいました。バスには「航空科学博物館 友の会 様」と表示されています。会員の方はそれぞれ名札を付けます。なんだか修学旅行みたいな気分だなぁ~と思っていたらアッという間に、それこそ数分で着きました。



ここがNCA乗務員訓練センターです。
「他の会社の訓練センターは羽田にあるのですが、NCAだけは成田なんですよ。」と関係者の方がおっしゃっていました。



ロビーに入りますと、NCAの使用機ボーイング747-8F(かな? -400かも?!)とシミュレーターの模型が置いてありました。
こんなところ、個人では入れないんだろうなぁ・・・。博物館さまさまです。



シミュレーターといってもあのディズニーランドにあるスターツアーズのようにグラグラ、ガックンガックン動く乗り物だけではありません。初級、中級、上級(?)のようにいろろいとレベルがあります。

まずは一番シンプルなシミュレーターです。計器類の配置した図面とパソコンの組合わせによる訓練システムです。



次はこちらです。少しコクピットらしくなってきました! 
ディスプレイやスラストレバーなど、重要な操作系は動くのですが、どうでもいい(どうでもいいものはありません?!^^;)操作系は写真が貼ってあります。
椅子が事務用品のようで、思わず笑ってしまいそうになりました。



職員の方がいろいろとていねいに説明してくださいます。
手前に見えるディスプレイで乱気流やトラブルなどを擬似的に起こすようです。



次はもう少し気が利いた(失礼?!)シミュレーターです。
「Simfinity Based Level 5」と書いてあります。どうやら自慢のシミュレーターのようです。
こちらも職員の方がいろいと説明してくださいました。



キャプテンシートに友の会会員のおじさんが座り込みました。私は遠慮して後方から眺めています。



こちらは嵐や乱気流や機器類の故障など、なにかとトラブルを起こす装置です。 操縦であくせくするよりも、こちらでパイロットに意地悪(?)する役の方がいいかなぁと、不届きな事を考えていました(笑)。



そんな不届きな事を考えていた矢先にシミューターが動き出しました!
FIRE ENG 1 (第一エンジン火災!)
>ENG 1 SHUTDOWN (第一エンジン停止)
  >BTL LO L ENG B ( わかりません! ) (笑) 知っている方、お教えください!^^;



さて、いよいよ真打登場! CAEの最新式本格シミュレーター7000シリーズです。
と言われても、なにがなんだかサッパリ分かりません。

とりあえず、ゴンドラ(?)を6本のアクチュエーターで3点で支持しているようです。
まるで、RCヘリコプターのシュワッシュプレートのようです。



警報が鳴ったかと思うと赤色の回転灯が回り始めました。(写真では赤く点灯していますが、実際は回転しています。)
職員の方が「昔は油圧だったのですが、今はモーターなので電気代が相当節約出来るようになりました。」と説明してくれました。



アクチュエーターがニョキニョキニョキっと伸びると、ゴンドラが高く登っていきます。
しばらく見ていたのですが離陸上昇するように機首を挙げるそぶりを見せません。
職員の方に伺ったら「今、誘導路をタキシング中です」とのこと。
なるほど! そこまでリアルなんだと感心して見入ってしまいました。



次はうって変わって、脱出用扉の訓練です。



こちらが機体の外側から見た扉です。



脱出用扉を開けたところです。
ドアの先に救命胴衣や究明ボート、ホイッスルなども展示されています。
思わず「サメよけは装備しているのですか?」と質問したところ「サメよけはありません」という返事が返ってきました。


ここで見学会はおしまいです。
お忙しい中、職員のみなさんは皆親切にていねいに説明してくださいました。
本当にありがとうございました。



最後に、せっかく来たので博物館の屋上から成田国際空港を見ました。
目の前にはNCAのB747が止まっています。目を凝らして見てみると、奥のやや右側に筑波山が見えます。

今時、なぜ燃費の悪いB747なのかと思いましたが、乗務員にとって広い太平洋の上を飛ぶには2発よりも4発ジェットの方が安心なんだそうです。
『そだねー』



それではまた来週!  (^o^)/~~



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