「ナベさんの気ままなラジコン日記」(467)~デカスロンの製作⑯~ (2018/10/26)
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3回にわたり、読者の皆様からのお便りをご紹介してまいりましたので、そろそろデカスロンの製作に戻りたいと思います。 『ナベさんも骨折しちゃったし、あまり飛行場にも現れないし、デカスロンの製作も途中で終わるのか?!』 なんて噂も風の便りでチラホラ聞こえてきますが、まぁ骨折は事実ですから製作のほうも無理のない範囲でのんびり進めていきましょう! 私のデカスロンって軽量化のためか、胴体を持つたびにミシッ、ミシッて音がするんです。 エンジンの振動でそのうち空中分解するのではないかと心配になるくらいです。 そこで、今週から胴体の補強をしようと思います。もちろんこれは説明書にも記載はないので自分の判断で行うものです。 以前、パイパーカブJ3 with ENYA120-4Cを空中分解させた記憶がトラウマになっているのかもしれませんね!^^; まずはエンジンの振動を直接受ける機首部分から補強をはじめます。
胴体って自動車のモノコックボディーのように箱の形状をしていれば、ある程度強度が保てるのですが、ラジコンの場合は機体の組立てやメンテナンスのために所々に開口部があります。 今回はその辺を補強していこうと思います。 機首の開口部分の寸法を測ってから型紙を切り出します。
型紙の寸法を微調整しながら胴体内部に合わせます。
型紙が胴体内部にぴったりとフィットしたら、型紙に合わせてベニヤ板を切り出します。 本当は2mm厚以上のベニヤ板を使いたいのですが、なにせ骨折のため力が入りません。 そんなこんなで人に言えないくらい薄目のベニヤ板を使用しています!^^;
カットしたベニヤ板を胴体に取り付けます。 今回はぴったりと取り付けられました! まぁ、型紙から起こしていますので、当たり前といえば当たり前なのですが・・・。
つぎはエンジン後方の部分も補強します。 同様に胴体内部の寸法を計測して型紙を作ります。
型紙を微調整しながら胴体内部に合わせます。 こんな感じか???
型紙が出来上がったら、それに合わせてベニヤ板をカットしていきます。
こんな感じになりました。 おっ! これにカーボンを接着したらいい感じになるかも!^^;
胴体に仮組みしてみました。 なかなかいい感じです。所詮、自己満足ですが・・・。
この補強居たの下にはエンコンサーボのリンケージや燃料タンクの配管がありますので、単なる補強板ではなくて、着脱できるようにサービスハッチにしておきます。
ハッチを取り付ける受け側のレールというのでしょうか? とにかく、そういうのを作ります(笑)
サービスハッチのレール???をエポキシ系接着剤を使って胴体の内側に接着します。 洗濯ばさみを使ってこのまま一晩放置します。
サービスハッチの裏面をマイクログラスで補強します。 カッティングボードを汚さないように、まずはサランラップを敷いて、その上にサービスハッチを置いて、その上にマスキングテープでマイクログラスを固定して瞬間接着剤を流します。 ん~肩を骨折していなければ、こんなことはしなかったのでしょうね・・・。
瞬間接着剤が硬化したら、余分なマイクログラスをカットします。
ビスで止める部分の位置を決めます。 今回は補強板としての役目がありますので、ビスを多めに使って応力を分散させます。
受け側にタッピングビスを通す仮穴を開けます。
タッピングビスは合計6個。 なかなか雰囲気が出てきました(笑)
出来ました!
とりあえず機首部分の補強は終わりました。(まだ終わってないけど!)
補強板は、エンコンのリンケージや燃料タンクの配管などが終わってから最終的に固定します。
今回はグローエンジンを使用しますので、余裕があれば塗装しても面白いかもしれませんね!
でもって今週も・・・。
番外編! 「ナベさんの骨折日記②」~観光地の診療所~
をお送りします。
肩の痛みが治まらないので、河童橋にある診療所を探します。
他の観光客がウキウキとハイキングを楽しんでいる横で、私はといえば肩から腕を吊って、トボトボと歩いています。
でも、このままへこんでいてはいけない。せっかくだから写真の1枚でも撮っておくか・・・。
そんな訳で、河童橋の上から撮った写真がこれです!
北アルプスから流れる梓川、とてもすばらしい景色です。 この写真を撮るために、わざわざ上高地まで行ったとしても損はなかったかな・・・そんな気持ちにさせる絶景でした。
さて、お土産屋さんで尋ねながら診療所に着きました!
あれ? ここって・・・もしかして・・・テレビのニュースで見た・・・例の大学の診療所かも・・・。
「でもいいよ! 治してくれればどこだってかまわないさ!」そんな気持ちで診療所のドアを叩きました。
さて、出てきたのはスウェットの上下にスリッパを履いた髪の毛がボサボサの若者でした。
(まさか医者じゃないよな?)と思っていたら、そのまさかが的中しました!
(ええっ~!医者って白衣を着ていて髪の毛を73に分けていて、きちっとしてるんじゃないの???)と思っていたのですが、現実は違いました。
私は、そのドクターらしき人に恐る恐る怪我の現状を説明しました。
以下、私の発言は「」、医者の発言は『』、私が思ったことは()で表記します。
まずは医者から
『左肩を骨折か脱臼していますね。』
私は骨折や脱臼なんて始めての経験でしたから
「えっ? なぜ分かるんですか?」と聞いてしまいました。
『ほら、左肩の方が膨らんでいるでしょ? ここにはレントゲンがありませんから山を降りて町の総合病院を紹介しましょう』
『すぐに紹介状を書きますね。それから町の総合病院は診療時間を過ぎていますが、私から電話でお願いしておきます。』
この先生、ただの若者かと思っていましたが、患者の気持ちを考えて、テキパキと対応してくれます。今時めずらしい好青年です!
まったく人は見かけによりません。久し振りに感動してしまいました。
そんな訳で、その若いお医者様にはお礼を言って沢渡の駐車場までバスで下山したのでした・・・。
自宅から上高地までの所要時間 7時間。
上高地に滞在していた時間 1時間・・・・・・・・・・・・・・・でした。
それではまた来週! (^o^)/~~
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2018-11-03 12:10