「ナベさんの気ままなラジコン日記」(463)~デカスロンの製作⑯~ (2018/09/28)
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先週はエンジンマウントの補強をしました。
今まで機体の強度不足が原因でアーバンXCとパイパーカブJ3を墜落させていますから、2度と(3度目か?!)そのような事が起きないように万全に補強することにしました。
機体の剛性が上がると、機体の寿命が延びるだけでなく、操縦したときの感触が良くなります。
なんといいますか・・・。
スティックを動かしますとグニャーグニャーという動きからビシッビシッとした動きに変わります。
(感覚的な表現ですみません!^^;)
唯一の欠点といえば機体重量が増えることですが、大型機の場合元々翼面積が広いので補強材や接着剤の重量が増えたところで翼面荷重に影響することは少ないと考えられます。
そんな訳で、今週も補強を続けます。
まずは機首部分の補強をします。
胴体の曲面に合わせてグラスを丸くカットします。あくまで目測とフリーハンドでカットしたのですが、なかなか良さげです(笑)
どこに貼るのかというとここです。
貼り方はエポキシ系接着剤を塗って、グラスを貼って、ピアノ線で位置を修正して、その上からドライヤーで接着剤を溶かしていきます。
まるで「水戸黄門」のような相変わらずのワンパターンです(笑)。
次はエンジンマウント側面と第一防火壁の接合部です。
この辺は接着剤が盛られているのですが、接着剤自体の品質がよく分かりませんから「後悔する前に考えられる補強はすべてやっておく」という感じで進めていきます。
こちらはエンジンマウント底部です。最も燃料が浸透しやすい部分です。
ベニヤの接合部に僅かな隙間を発見しましたのでエポキシ系接着剤にマイクロバルーンを混ぜて隙間を埋めておきます。
その上からグラスを貼り、ピアノ線でグラスの位置を修正します。
更にその上からドライヤーの熱風を当てます。エポキシ系接着剤が適度に溶けてグラスに染みこんでいきます。
飛行機を数回飛ばすと、エンジンの振動で接着面が剥がれて来ることがあります。
万一のことを考えて胴体内の三角材にも瞬間接着剤を垂らしておきます。
エンジンマウントの裏側も補強しておきましょう。
写真では表現し難いのですが、裏側の角の接合部にエポキシ系接着剤を塗っています。
裏側にグラスを貼っていきます。
もうピアノ線では届かなくて指で直接貼っています。
風が入らないように部屋の窓を閉め、大きな胴体を垂直に立てて、なんとか良い写真を撮ろうとしたのですが、胴体内にカメラが入らず接着面の画像が撮れませんでした。
ん~残念!
今度はマウント補強材の四隅にもエポキシ系接着剤を塗って補強します。
こんな感じでグラスを貼っていき・・・。
ドライヤーでエポキシ系接着剤を溶かしていきます。
エポキシ系接着剤をたっぷりと塗って最終的にはこんな感じになりました。
エンジンマウントの底板も補強しておきます。
YSのエンジンマウントは金属製ですからエンジンの振動でベニヤ面がグスグスに(感覚的な表現で申し訳ないです!^^;)ならないようにします。
エポキシ系接着剤をたっぷりと塗った後にマイクログラスを貼ります。
ベニヤ板の接合面にも貼っておきます。
エポキシ系接着剤が足りない所は追加して、フィルムがはがれない程度に全体的にドライヤーを掛けました。
これで一晩寝たら、明日の後にはガチガチに(またまた感覚的表現!^^;)なっていることでしょう!
それではまた来週! (^o^)/~~
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