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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(448)~デカスロンの製作①~(2018/06/15)

ナベさんのプロフィール

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さて、スーパーチップマンクの初飛行も無事に終わったことし、次は何をつくろうかな~と思っていたところ、KK HOBBYの社長が
『ナベさん、こんなのあるけど、どう?!』といって何やら倉庫からゴソゴソと持ってきました。
それがコレです。 かなり大き目のデカスロンです!

以前、スパン2.6m、1/4スケールのパイパーカブJ3を落としてしまったので。私にとっては正に『渡りに船』といいますか、『闇夜に提灯』、『地獄で仏』という感じでした。
そんな訳で『買います!』と即決しました。

ん~社長には私の心の中を見透かされていますね(笑)。



で、届いた機体がこれ!  フライトモデルのデカスロンです。
いや~デカイデカイ! 流石にデカスロンというだけのことはあります(おやじギャグ!)。
私の工作室(それも2階)に運ぶだけで大変です。何回壁にぶつけたことやら。



それではスペックを見てみましょう。
主翼のスパンが2,438mm。私のパイパーカブJ3のスパンが2,600mmでしたから、ほぼ同じクラスの機体と見て良さそうです。
※主翼面積が134dm2・・・。
広大ですね。ひたすら大きいとしかいいようがないです。
※全長が1,614mmですかぁ・・・。
私の車(普通のセダン)に乗るかなぁ~。全長は足りると思うんだけど高さがあるからなぁ~。
※重量が5,144g。
このクラスとしては軽目ですね。まぁ、実際に作ってみないと分かりませんが良く飛びそうです。
※エンジンが28~35c・・・ですか。
そうなるとカブに載せていたENYA120-4Cでは少し役不足のようです。そこで私の頭の中の在庫リストをグルグルと検索したところ・・・ありました、ありました! YSの175CDIがありました!
このクラスのYSのエンジンってほとんどスタント機に使われていますが、はたしてスケール機にはどうなのかなぁという不安もありますが、まぁ、とりあえずこのエンジンを念頭に入れて製作を進めてみようと思います。



機体内部です。
キットに燃料タンクが付属しています。
『ちょっと小さいんじゃね?! 』 という訳で外寸を測ってみたところ
12cm×5cm×5cm=300cc
まぁ、それなりに容積はありますから使ってみることにしましょう。

採用!



これがインストロメントパネルです。
すごいです! 
高度計、回転計、水平議、無線機をはじめ何かのリストまで細かいディテールが表現されています。
あまりにすごすぎてベニヤ製の支柱がなんともプアーに見えてきます(笑)。



キャノピー全部はマグネットによる着脱式になっています。

電動機であればフライトごとにリポの交換などメンテナンスハッチとして必要かも知れませんが、エンジン機の場合、振動がでますからなるべくなら密閉式にして強度が欲しい所です。



屋根が開きます。
主翼やエルロンコネクターの着脱など、ここは必要ですね。

カンザシを受けるパイプはプラスティックかカーボン製です。(よく見たのですが、よく分かりません)
ここのチェックはとても重要です。といいますのは、昔々の中国製キットではこのパイプがなんと厚紙だったんです。例えていうならトイレットペーパーの芯のような・・・。今は改良されているようですがトイレットペーパーの芯だったら怖いですね。



ラダーリンケージは両引きのワイヤーリンケージです。
しかもボールリンクを採用しています。
とても上質でいい感じです。

黒いシュリンクチューブは搬送時に機体が傷付かないように配慮したものなので、製作時にはカットします。



カウリングです。
とても良く出来ています。

機体側面の黒いストライプの前に星のマークが描かれていたのも、私を購入する気持ちにした要因のひとつです。



ラダーです。
惜しいのはフライトモデルのロゴシールがすでに貼られているところです。
こういうのはデカールをキットに内包しておいて、貼るか貼らないかはユーザーの判断に任せて欲しいものです。



水平尾翼です。
非常に良く出来ていますが、先端の星マークがありません。
旭日旗(きょくじつき)に似ているということでどこかの国から批判を受けそうですね。



車輪関係です。
ホイールもスパッツもとても良く出来ています。
テールギアの支柱(?)に至ってはなんとカーボン製です。



主翼の裏表です。
下面の白黒のストライプは省略しているキットが多いのですが、このキットはちゃんと描かれています。

だがしかし・・・。
予め貼られている『G-TPSY』のロゴは勘弁して欲しいです。
本当はここにJAナンバーとかNナンバーを入れたかったのになぁ・・・。



主翼の翼型です。
思い切り完全対称に近い準対称型です。
この翼型を活かすのなら、やはりパワーのあるエンジンを載せてフライトしたいですね!



主翼に翼端灯が付いていました。発光システムは付いていませんでしたが(笑)
まぁ、おまけのギミックみたいなものですかね。



支柱関係です。
黒いパイプはカーボンカンザシです。
いい忘れましたが、主翼の中もちゃんとパイプが通っています。
これは大変重要なことで、双方がパイプであると主翼から受ける力を『面』で支えられますから、圧力が分散します。ところが中には主翼内部がバルサとベニヤのボックス構造になってるキットもあります。これだと『線』で支えることになるので数十フライト後に接着箇所やバルサ部分から疲労が始まります。
私のパイパーカブは今でもこれが原因で墜落したと考えています。



これはエルロンとエレベーターのリンケージロッドです。
エレベーターは大事を取ってデュアルエレベーター方式になっています。

ターンバックルとして機能させるため、真ん中は六角の形状になっています。



エンジンの型枠のようです。
それぞれRCGF32cc、DLE30ccと書かれています。
ガソリンエンジン派の方から『ガソリンはランニングコストが安くていいよ~』とよくお誘いの言葉を頂くのですが、今のところやる気がありません。
だって、電動やって、グローやって、ガソリンやったら、それこそ頭の中の整理が付かなくなりそうですから(笑)



パーツ類の一部です。
流石にこのクラスになるとダブルホーンですね。ホーンとホーンの間にボールを通してボールリンクでサーボの力を伝える方式を採用しています。



組立て説明書です。
大変判りやすいのですが、あくまで概要ですので全てのことは書かれていません。よって書かれていない所は想像でやるしかないのですが、もちろん『ナベさんの気ままなラジコン日記』では出来る限り全てを判りやすくお伝えしていくつもりです。



それではまた来週! (^o^)/~~




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