「ナベさんの気ままなラジコン日記」(439)~作りかけのスーパーチップマンクの製作①~(2018/04/13)
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私は自分のことを常々飽きっぽい性格だと思っています。
今ままでいろいろな趣味に首を突っ込んで来ましたがどれも長続きせず、結局残ったのがラジコン飛行機だったということです。
歳がバレますが、ラジコン飛行機を始めて約40年、よく続いたなぁと自分でも感心してしまいます。
しかし長くやっているから上手いのかというと、決してそんなことはありません(キッパリ)!
それでも悪い癖がありまして、『この飛行機いいな!』と思うと買ってしまって、作らないで取って置く、そんな機体が貯まりに貯まって倉庫の中は山のようになっています。
『これ、死ぬまでに作りきれるのだろうか?!』と思うといささか憂鬱になります。
それから、飛行機を製作していて『あと少し!』というところで飽きてきて放置してしまうという悪い癖があります(笑)。
まったくしょうもない人間ですね!^^;
さてさて、今週からはそんな中途半端で放置されていたスーパーチップマンクを重い腰を上げてなんとか完成させようと思います。
読者の皆さん! 応援よろしくお願いします。
これがそのキットです。
確か30年近く前に通販で購入した(当時はネットショップではなく通信販売が盛んでした)ARFキットです。確か石井模型さんかモデルクラフトの名前出売り出されていた商品だったと記憶しています。
胴体です。
この頃ARF機の走りで、軽量化などはあまり考えられていませんでしたから、とにかく重くて頑丈です。作りも荒っぽいというか無骨な感じです。
まぁ、昔のエンジン機としたらこれで十分だったんでしょうね。
エンジンマウント部分です。
エンジンはENYAの80-4Cを倒立に搭載しています。あの頃の模型エンジンはENYAが主流でしたし、あの独特の排気音に魅了された人は多かったのではないかと思います。
30年前の配管です。グチャグチャですね。あの頃の私のスキルの低さを物語っています。
機体を裏返してみました。
ENYAの80-4Cは同社の60-4Cをボアアツプしたもので、今は生産中止になっています。こんな古いエンジンでも何かあったら塩谷製作所で修理やアフターパーツの供給をしてもらえますので今でも安心して使用できます。
胴体のサーボベットです。
手前がエンコンサーボで後方にエレベーターとラダーサーボが見えます。
当時のスタンダードサーボですから大きくて重いのですが、今でも正常に動きます。
シンプルイズベストというのでしょうか、現在の緻密な超小型サーボよりも昔の大きなスタンダードサーボの方が丈夫に感じますね。
エレベーターはプッシュロッドが胴体の中でY時に分かれていて左右のエレベーターを同時に動かす方式を採っています。
テールギアはワイヤーリンケージでショックを吸収するためにスプリングを入れていました。
30年前にそんな凝ったことしたかなぁと思い起こしても記憶がありません(笑)
こちらがラダーリンケージです。
あ~、テールギアをワイヤーリンケージにするくらいなら、ラダーをワイヤーリンケージにすべきでしたね。
30年前、いったい何をやっていたんでしょう・・・。
カウリングです。
グラスファイバーの上に綺麗に塗装されています。エンジンの出力軸や吸気口の部分も綺麗にカットされています。
これは今でも十分に通用する程質の高いものでした!
キャノピーです。
写真では分かりにくいのですが、透明の部分か飴色に変色しています。
割れる前に早速作って飛ばしてあげないとね!
主翼です。
さすが天才パイロット、アート・ショール氏のアクロ機ですね。派手なカラーリングです。
我々ラジコンパイロットが飛ばすときも視認性の良い機体は機体の姿勢が判りやすいので安全ですし操縦もしやすいです。
エルロンとフラップと引き込み脚の配線です。
配線がぐちゃぐちゃで、ひどいものです。
いくら30年前とはいえ、自分でやっていて恥ずかしくなります。
主翼裏面です。
エルロンリンケージボールリンク式になっています。
この頃はヘリもやっていたのでリンケージにこだわりがあったようです。
引き込み脚はゼロ戦のように内側に引き込まれるタイプです。
本物のスーパーチップマンクは後方に倒れるタイプなのですが・・・。
そんな時、RC仲間からありがたいお言葉が・・・。
『ナベさん、飛んでしまえば分からないよ!』と、背中を押していただきました!^^;
そんな訳で、来週から作りかけのスーパーチップマンクの製作を始めます。
これを読んで『作りかけの機体、家にもあるんだよなぁ』とか、『山ほどあるキット、どうしようかなぁ』とつぶやいているそこのあなた!
勇気を出して私と一緒に作りましょう!^^;
それではまた来週! (^o^)/~~
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