「ナベさんの気ままなラジコン日記」（４３６）～OMEGA-Eの製作⑩～（2018/03/23）
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長かったOMEGA-Eの製作も今回でついに完成します!
今週は最後の仕上げ、いわゆる「ツメ」をしていきたいと思います。
まずは胴体からアンテナを出す位置を決めます。
OMEGA-Eの胴体はグラスファイバーですが、要所要所にカーボンによる補強がされているため、受信感度に配慮し、大事をとってアンテナを外部に出します。
左右のアンテナの出る位置を同じくするため、マスキングテープを使って中心からの距離を揃えます。
アンテナの位置が決まったらルーターで少しずつ穴を開けていきます。
ルーターを使って開けた穴をアンテナの太さに合わせて錐で広げていきます。
とりあえず、こんな感じで・・・。
次に反対側も開けていきます。
主翼の下は手投げの時に機体をホールドしますので、アンテナの位置はその前方にしました。
受信機を胴体内に収納します。
グライダーは使用するチャンネル数が多いので、コネクターをシュリンクチューブを使って色分けしておくと分かりやすくなります。
次にアンテナを胴体の外に出します。
例によって水糸を穴に通してから、水糸の先端とアンテナの先端をマスキングテープで繋ぎます。
アンテナをテープで止めたら静かに水糸を引っぱりますとこのとおり・・・。
アンテナが胴体の外側に出すことが出来ました。
エレベーター・ラダーサーボのハッチですが、こちらも住友３Mの透明テープを使って固定することにしました。
次に重心位置を決めます。
なにしろ説明書がありませんから自分で決めなければなりません。
揚力中心が主翼の翼弦前縁から３０％の位置にあると仮定して計算してみたところ、前縁から６４mmとなりました。
とりあえず６４mmの位置で仮決定します。
例によってビニールテープを使って重心位置マーカーを作ります。
重心位置マーカーを主翼前縁から６４mmの位置に貼り付けました。
私が重心位置を前縁から６４mmの位置にしようとしていたら、仲間から
「私のOMEGA-Eは前縁から８０mmの位置でノンバラストでいけちゃいましたよ!」
との情報が入りました。
少し迷った結果、間を取って７２mmとしました（笑）
結果、必要なバラストは４９gになりました。
釣具屋さんで売っている鉛の板を金槌で平らにしてから胴体に入る形状にします。
出来上がったバラストを胴体の機首に積んでみました。
こんな感じです。
さてさて、ここで例の問題が・・・。
水平尾翼に入ったままのピアノ線をどうしたものかと考えていたら、読者の方から暖かい助言をいただきました。
さて、その内容は。
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今回、初めて投稿させていただきます。
水平尾翼の中に埋没してしまったピアノ線ですが、尾翼表面から強力磁石を使って、導き出すことは出来ないでしょうか？
ベテランのナベさんのことですから、既に試されたのかもしれませんが・・・・・
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仙台市のUさん、お便りありがとうございました。
そうでしたね!
磁石という手がありました。
そんな訳で、早速磁石を探してきました。
それがこれです。
ネオジウム磁石というのが超強力らしいのですが、凡人の私には写真の磁石がネオジウム磁石なのかどうか、さっぱり分かりません（笑）。
早速、磁石を付けたピアノ線で水平尾翼の中をごにょごにょやること３分・・・。
あら不思議!
中からピアノ線が出てきました。
平昌オリンピックを見ながら数時間、あれだけ振っても出てこなかったピアノ線が３分でものの見事に出てきました!
いや～、仙台のUさん、ありがとうございました!^^;
良く見ると、キットに入っていたピアノ線の太さは１．８mmでしたが、どうやら２．０mmが丁度良いようです。
早速、２mmのピアノ線を使って、片側だけ接着してしまうことにしました。
水平尾翼を胴体に組み直します。
接着剤が完全に硬化してから左右の水平尾翼をテープで繋ぎます。
長かったOMEGA-Eの製作も、ついに完成まで漕ぎつけました!
なにしろ説明書が入っていませんから、オーナーの製作能力が問われる機体ですが、少しずつ慎重に製作を続けてい
けば、必ず完成します。
私のつたない製作記事が皆様の参考になれば幸いです。
それでは来週は待ちに待ったOMEGA-Eのフライトです(^o^)/~~
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