「ナベさんの気ままなラジコン日記」(435)~OMEGA-Eの製作⑨~(2018/03/16)
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OMEGA-Eの製作もだいぶ佳境に入ってまいりました。 今週はエルロン・フラップカバーの取り付けとリポの固定法について解説します。
OMEGA-Eのエルロン・フラップカバーはFRP製で、やや大き目に出来ていますので余分な部分をカットします。
上から金尺で押えながらカットしてもカバーが動いてしまうので、写真のようにカッターマットにテープで固定しながら切るとズレずに済むでしょう。
FRPはプラスティックのように簡単には切れませんので、カッターの刃を新しい物に代えて数回に分けて擦りながら切っていきます。
FRPをカッターで切ると断面がガサガサになりますので、サンディングボードを使って断面を整形します。
写真のようにエルロン(赤)とフラップ(白)のカバーをカットしてみました。
フラップカバーの位置を決めます。
主翼の上にフラップカバーを置いてサーボを動かしてみます。
サーボホーンやロッドが当たらない位置を探したら、カバーがズレないようにマスキングテープで固定します。
カバーをテープで固定します。
テープに指紋の跡が残らないように長めに使います。
気泡が残らないようにテープを指で押えながら空気を追い出します。
不用な部分のテープをカットします。
この時、カッターで主翼の表面を傷つけないように刃を新しい物に代え、力を加えず軽く撫ぜるようにカットします。
フラップカバーの取り付けが終わりました。
幸いテープの内側に気泡は残りませんでした。
同じ様にエルロンカバーも取り付けます。
主翼は翼端にいくにつれて薄くなるのでカバーとのクリアランスも狭くなってきますから、カバーの取付けの余裕も少なくなってきます。
エルロンカバーも無事に取付けられました。
もう一度エルロンサーボを動かしてサーボホーンとカバーが接触していないか確認しておきましょう。
弾性エポキシ系接着剤を使ってアンプのリード線を胴体内部に固定します。
OMEGA-Eの胴体内部は狭いので、この辺の配線をきちんと整理しておきます。
次はリポを胴体内に固定します。
裏側に接着剤の付いていないベルクロを用意して1~2cm重ねます。
それだけでも十分ですが、念のためスーパーXを使ってベルクロ同士を接着します。
私の場合、さらにその上からホチキスでとめます。
ベルクロを胴体内部に接着する部分にスーパーXを塗ります。
リポを固定する位置を想定してベルクロを胴体内側に接着します。
ちょうど良いサイズのビンがあったので、接着剤が硬化する間、ビンで押さえておきました。
接着剤が硬化したら実際にリポを乗せて余ったベルクロをカットします。
更にキャノピーを取付けてみて、バッテリーとキャノピーが接触していないことを確認します。
バッテリーがキャノピーと接触しているとキャノピーと胴体の間に隙間が出来て、飛行中にキャノピーが脱落する恐れがあるからです。
それではまた来週! (^o^)/~~
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