カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
RSS
 

「ナベさんの気ままなラジコン日記」(431)~OMEGA-Eの製作⑤~(2018/02/16)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)


今週は主にエレベーター・ラダーのサーボベットを製作します。
ゆっくりと地道な作業ですが、安易に製作を進めると後戻り出来ない箇所なので、慎重に進めます。



先週作ったテンプレートを使用して胴体にも配線のための開口部を作ります。
まずはエルロン・フラップコネクターの位置をペンで書き込みます。



エルロン・フラップコネクターの開口部ですが、とりあえずルーターで中都心部に穴を開けます。



棒やすりが通るくらいの穴が開いたら、コネクターのサイズに合わせて少しずつ広げていきます。
胴体側の穴は直接コネクターを接着しますので、大きくなり過ぎないようにします。



試しにコネクターを差し込んで見ました。
慎重に作業を進めたので穴のサイズはピッタリでした。

写真は外側からコネクターを差し込んでいますが、実際は内側から差し込みます。
主翼がきちんと接続できるのを確認するまでは接着はしません。



主翼を胴体に差し込みます。
ノックピンの挿入部分に塗料が入っていますので、丸棒やすりで穴の大きさを調整します。



主翼と胴体の隙間がなくぴったりと接続できました。
さすがにヨーロッパ製のグライダーは高品質で精度が良いです。



エルロン・エレベーターコネクターの接着はひとまず保留しておいて、今度はエレベーター・ラダーサーボのベットを作ります。

胴体の内径やサーボのサイズを測りながらサーボベットの配置図を書いてみました。
グライダーの性能を追求するため胴体は極限まで細く設計されています。
カンザシの位置やエルロン・フラップサーボのコネクターの位置を避けてサーボベットを設置するとなると、サーボベットの位置がかなり制限されてしまうことが分かります。



製作に慎重を期すため、厚紙を使用してサーボベットの型紙を作ります。



配線や後々のメンテナンスがしやすいようにサーボベットを半円形にカットしました。
まぁ「お遊び」みたいなものです(笑)



胴体に型紙を何回も通してサーボベットのカット&トライを繰り返します。

納得のいく形になったところで型紙をベニヤ板にトレースしてサーボベットをカットしていきます。



サーボの位置、サーボを取付けるビスの位置を書き込んだら、サーボベットをカットしていきます。



エレベーター・ラダーサーボを仮組みしてみました。
だんだんとイメージが沸いてきますね。



エレベーター・ラダーサーボベットを胴体内に仮組みしてみました。
サーボホーンの長さが胴体内側に当たりそうです。
どうやらサーボホーンを小さいものに代える必要がありますね。



胴体を横から見ます。
エレベーター・ラダーサーボベットは主翼のカンザシの通る場所とエルロン・フラップコネクターを接着する場所を避けて設置することになります。
このように、サーボベットひとつ取付けるにしても、いろいろな条件をクリアする必要があるので、接着は最後の最後になります。



エレベーター・ラダーサーボベットの形状も取付位置も決まりましたので、サーボベットを補強します。
裏側は瞬間接着剤でマイクログラスを貼ることにしました。



表側は強度と見栄えも考えてカーボンプレートにしました。
以前はカーボンプレートの接着にエポキシ系接着剤を使用していたのですが、ものの見事に綺麗に剥がれたので、それ以来瞬間接着剤を使っています。



補強したカーボンプレートを整形します。
真っ黒な粉が発生しますので電気掃除機で吸い取りながら作業を進めます。



半円形の部分は同じ様な形状のサンダーを使って削ります。



サーボベットが出来上がりましたので、サーボを組込んでみます。

やはりカーボンプレートを使用すると見栄えが良いですね!



エレベーター・ラダーサーボベットを胴体に仮組みしてみました。
型紙を作っていろいろと試行錯誤した結果、スムーズに取付けることが出来ました。

それでも安心してはいけません。
リンケージをして本当に正常に動作することを確認してから接着します。

とにかく、この手の上級者向けキットの場合
『後戻りしたくなければ、接着は最後の最後にする!』ことが大切ですね!




それではまた来週! (^o^)/~~



最新の日記はこちら

(過去の日記はこちら)

ページトップへ