「ナベさんの気ままなラジコン日記」(429)~OMEGA-Eの製作③~ (2018/02/02)
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先週はエルロン・フラップホーンの加工をしましたので、今週はエルロンとフラップのリンケージをします。
まずは使用する機材の動作確認からはじめます。 受信機は技適の通ったFrskyのV8FR-Ⅱ、ウイングサーボは薄型で定評のあるKSTのDS135MGを使用しました。
送信機の電源を入れ、受信機側には4セルのニッカドで電源を供給し、スティックを動かしてサーボが正常に動作することを確認します。
これはウイングサーボ用サーボベットです。
私はサーボベットはベニヤ板から自作しているのですが、市販されている物を見つけましたので使用してみることにしました。
このサーボベットはKSTのDS135MGには穴の位置が1箇所合わないということでしたが問題ありません。
サーボケースに合うように台座を削り、合わない穴はベニヤ板で埋め、新しく穴を開ければいいだけのことです。
付属のビスを取り付けてみました。
ちょっと長過ぎますね。これでは主翼の表面に突き抜けてしまいます。
てな訳で、ストックパーツの中から短めのビスを用意します。
今度はどうか?!
これでもビスの先端が若干飛び出しています。
でもって、スペーサー代わりにナットを入れてみました。
これならビスの先は飛び出しません。
とりあえずこの状態で製作を進めてみます。
ナイロン製のクレビスを一旦外し、ロッドエンドにピアノ線をハンダ付けします。
エルロンホーンにリンケージロッドを取付けて、エルロンがニュートラルの位置になるようマスキングテープで固定します。
主翼の下面もマスキングテープでエルロンを固定します。
サーボを仮組みした後、サーボホーンの穴の位置に合わせてピアノ線に印をします。
ペンで印をした位置を基にZベンダーを使ってピアノ線をクランクに曲げます。
サーボベットの位置が決まったらペンで印をします。
この段階でサーボベットを接着していませんから、まだロッドの長さの微調整は出来ます。
サーボを何度も動かしてエルロンが正常に動くことを確認します。
サーボベットの位置が決まったら、いよいよスーパーXでベットを接着します。
接着剤がはみ出してサーボに付かないよう、サーボは一旦外しておきます。
接着剤が完全に硬化したらサーボを組み込みます。
エルロンを固定していたマスキングテープをはがし、サーボを組み込んでエルロンの動作を確認してみます。
サーボベットを接着する前に何度も動作確認していたので、特に問題なくエルロンが動作しました。
続いてフラップのリンケージをします。
基本的にはエルロンのリンケージと似ていますが、エルロンは上下に動くのに対してフラップは下方向にしか動かしません。
よって、サーボホーンの取付け位置が変わってきます。
フラップを何度も動かしてみて適正な舵角が取れることを確認したらサーボベットを接着します。
こんな感じでエルロンとフラップのリンケージが完了しました。
最近のコンピュータープロポではサブトリムやATV、TAなどの機能により送信機側である程度の調整は出来てしまいますが、やはりサーボホーンの取付け位置やロッドの長さで出来るだけの調整をしておくのが基本です。
要するに『厚化粧はダメよ!』ということです!^^;
それではまた来週! (^o^)/~~
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