「ナベさんの気ままなラジコン日記」(404)~作りかけのMinimoa 2a ⑧~ (2017/08/11)
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最近、急に道路が空いてきたような気がします。
企業側が社員の夏休みを合わせて取らせる制度が普及してきたのでしょうか。
また、お盆休みに入るせいか帰郷先への交通は大渋滞しますが、反対に地元の地域は閑散としています。
ラジコンマニアにとっては飛行場までの時間が短縮されて、それはそれで良いのですが・・・。
さて、塗装の続きをします。
今週は塗装の色分けをするのでマスキングをします。
相変わらず地道な作業です。
まずは胴体内に塗料が入り込まないようにマスキングをします。
新聞紙を突っ込んで『エイ! ヤー!』でも良いのですが、とりあえず最初くらいは地道に行ってみようと思います(笑)
とりあえずマスキングテープを使って塗料が胴体内に入らないようにしてみました。
地道な作業です。
先週、胴体表面を400番の耐水ペーパーで荒らしておいたのでプライマーの食いつきは良さそうです。
私は長年使い慣れた東邦化研のサフェーサーを使用していますが、ここで問題発生!
途中でサフェーサーが切れてしまい作業を中断。
即効で模型屋さんに走りました。
で、店主との会話。
「東邦のサフェーサーください!」
「品切れです。」
「いつ入りますか?」
「それがナベさん、製造中止なんだって。」
「え~! 製造中止?! だって塗装するとき必要じゃん!」
「そうなんだよ。実は私(店主)も長年使ってきたんだよ。」
「なぜ製造中止になったの?」
「ん? 買う人がいなくなったから。」
「そういえば、最近のラジコン機はフィルム貼りのARF機ばかりだからねぇ。」
「ナベさんが月に千本くらい買ってくれたら違うと思うんだけどね。」
「無理無理! せいぜい2ヶ月に1本買うか買わないかでしょ。」
「じゃあ無理だよねぇ~」
「無理だねぇ~」
という訳で、DIY店に走ってカー用品コーナーの得体の知れない(失礼!)サフェーサーを購入することになりました。
またその時、気が動転していたのか白色のサフェーサーを買ってしまい、前に吹いたグレーのサフェーサーと見事にまだら模様になってしまいました。
しかもポリパテのやまぶき色も透けているし・・・。
(あまりにも悲惨な状態だったので写真は無し)
あまりのショックで凹むこと凹むこと。
きっと絵文字で表したら _| ̄|○ こんな状態・・・。
ラジコンの大先輩は
「大丈夫だよナベさん! 上から塗装しちゃえば分からないから。」
と言ってはくれるもののモチベーションは地の底へ。
梅雨の最中であることも手伝って1週間以上の放置プレイに突入してしまいました。
その間、気がつけば『白色は透ける。白色は透ける』と、呪文のように口走りながら毎日を送っていました。
そしてある日、先人の教えを思い出したのです!
先人の教えその①
「白は透けるからカップに青色を1~2滴混ぜると白らしくなるんだよ!」
先人の教えその②
「下地にグレーを捨て塗りしておくと透けないよ」
今回のMinimoa 2aは、胴体面積が狭いので缶スプレーで塗装するつもりです。ですから先人の教えその②のグレーを捨て塗りすることにしました。
家の倉庫に置いてあった灰色のラッカーですが、試しに吹いてみると色が良く付くこと良く付くこと、1回軽く吹いただけでポリパテのやまぶき色は消えるは全体的に光沢は出るはで私のモチベーションは一気に回復しました! ^^;
下塗りが終わったので、今度はベースの白を吹きます。
塗料は東邦科研のエンジンカラー(ホワイト)を使用しました。
こちらも一度に塗ると垂れてしまいますので、最初はムラになってもかまいませんから何回かに分けて塗ります。
写真は2回目くらいですね。
次は塗装のデザインを決めます。
ラジコンの製作をしていて、この時期が一番楽しいのではないかと思います。
ネットでいろいろ調べてみますと・・・。
左側の写真は機首部が青緑色をしています。
めずらしいデザインで中々興味深いのですが、大空に上がったら見えにくいだろうなということで却下。
垂直尾翼のハーケンクロイツは省略して、機首部は左下のデザインを採用することにしました。
胴体にトレーシングペーパーを貼って、資料を見ながらフリーハンドで曲線を描いていきます。
こんなもんか・・・。
次に、曲線定規を使って曲線をきれいに修正していきます。
出来ました。
学生時代に使った曲線定規があったのを思い出して奥の棚をゴソゴソ。
久し振りに使ってみて大変懐かしい思いをしました。
トレーシングペーパーの曲線に沿って型紙をカットしていきます。
型紙はその辺にある適当な厚紙を使用しました。
こんな感じで型紙が出来上がりました。
塗装の境目周辺にマスキングテープを貼り、その上に型紙を固定してからペンで曲線を描いていきます。
書き終わりました。
上の型紙としたの型紙の連結部分は適当に調整します。
今度は反対側です。
型紙は裏返して使えば、そのまの使えます。
型紙の曲線に沿ってていねいに描いていきます。
こちらも連結部分は適当に合わせて書き込んでいきます。
胴体上側のセンター部分は目立ちますから、前後左右からよく見て修正できるうちに修正します。
いよいよマスキングテープのカットです。
カッターの刃を新しい刃に代えて、曲面に合わせて軽~くていねいにマスキングテープをカットしていきます。
力を入れるとカーブが歪になってしまいますので、カッターはあくまで軽~く滑らせていきます。
マスキングテープをカットしたら不要なテープをていねいに剥がします。
アルコールを湿したティッシュでペンの跡もきれいに拭いておきます。
コクピット部分のマスキングも終えました。
ちなみにノーズコーンは色分けがありませんから、そのまま塗ってしまいます。
週末、天気が良ければ塗装をします。
それではまた来週! (^o^)/~~
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2019-08-08 17:46