「ナベさんの気ままなラジコン日記」(371)~シトロンⅡの製作③~(2016/12/23)
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先週はシトロンⅠから使えそうなパーツを外しましたので、今週から機体の組立てを始めます。
まずは主翼から製作を始めましょう。
シトロンⅡの主翼は3分割式ですから、それぞれの主翼の接合面の余ったフィルムをカットします。
これがあまり切れないカッターを使用すると、フィルムがボロボロになりますから、思い切って、思いきっ~~~て、カッターの刃を新しい物に交換します。
そうすると、スパッと綺麗に切れますから(笑)
次は主翼中央部と翼端部を接着するのですが、接着面がズレたり、面が合わないといけないので、マスキングテープを使って仮止めをしておきます。
主翼中央部と翼端部がズレてしまうと「翼端エルロン切りっぱなし」の状態になってしまいますから、この作業はしっかりと納得の行くように進めてくださいね。
マスキングテープをヒンジのように曲げてリブの間にエポキシ系接着剤を塗ります。
え~エポキシ系接着剤を混ぜます。
エポキシ系接着剤
は、別に何でもいいのですが、5分硬化型など、あまり短時間で硬化する物は、広範囲の接着作業の場合、時間が間に合わなかったり、接着剤が飴のようにいつまでも硬化しない場合がありますので、できれば30分以上の物がいいかもしれません。
私の場合、30分か60分物を使うことが多いですね。
あっ、そうそう !
以前、アルミチューブのエポキシ系接着剤を使っていたのですが、使っているうちにアルミチューブが切れて接着剤がはみ出し、工具箱がベトベトになったことがあったので、それ以来写真のような容器の物を使用しています。
説明書どおりに上反角を設定したら、そのまま一晩放置します。
ですので私の場合は30分エポキシでも、60分エポキシでも、6時間エポキシでも、あまり変わりません(笑)
次は、主翼接着面をカバーするテープを貼ります。
このテープはキットに付属しています。
こんな感じで引っ張りながら主翼の下面と上面に貼っていきます。
はい!
こんな感じです。
テープを貼る前に、接合面のリブの間に隙間が開いてしまいましたら、エポキシ系接着剤を充填しておきましょう。
次は主翼を胴体に固定するビス止めカバーです。
キットオリジナルの場合は、レーザーカットされた剥き身のベニヤ板のままですが、ちょっとお洒落にカーボン板を瞬間接着剤で貼り付けてみました。
これ、私のグライダー仲間の間で流行っています!^^;
接着剤が硬化したら、サンディングボードを使って周囲を整形します。
カーボンの切削性は良いのですが、粉が肺に入ると健康に良くないので、掃除機を脇に置いて、すぐに粉を吸い取ります。
主翼にビス止め板を仮止めしたら、フィルムをカットする範囲をペンで書き込みます。
ペンの印の内側のフィルムをカッターを使って切り取ります。
ビス止め板をエポキシ系接着剤を使って主翼に貼ります。
カーボン板を使用したら、いい感じになりました(笑)
次は主翼前縁のダウエルの取り付けです。
ダウエルといってもピアノ線ですし、主翼の方も穴が加工されていますから問題ありません。
錐をプシュッと刺して、グリッと回しておしまいです(笑)
エポキシ系接着剤を使ってダウエルを接着しました。
いい感じです。
特に問題はありません。
主翼がスムーズに取付けられるように、胴枠の穴を広げます。
穴は大きくなるとガタが出ますので、少し回しては主翼を取り付けてみて、また錐を使います。
この繰り返しですね。
お百度参りです。(笑)
出来上がったら主翼を胴体に取り付けてみます。
特に問題が無かったら、これを基準に尾翼を取り付けていきます。
それではまた来週!
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