「ナベさんの気ままなラジコン日記」(363)~YS-11の製作⑰~ (2016/10/28)
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先週は主翼にエルロンサーボとフラップサーボの取付けが完了したので、今週は主翼のリンケージを進めます。
まずはエルロンホーンの取り付けから始めます。
エルロンホーンからヒンジラインに直交するラインを引きます。
エルロンホーンを取り付けます。
エルロンロッドはピアノ線をクランクに曲げますので、先程引いた線より若干外側にオフセットさせています。
エルロンは上下の動作角に差動は付けませんので、エルロンホーンの穴の位置はヒンジラインの真上とします。
エルロンサーボに通電して、サーボをニュートラルの位置にした後、エルロンホーンを中立の位置に取付けてロッドの長さを決めます。
本来ならロッドアジャスターを使用する方がベターなのですが、ロッドの長さを正確に出す自信があればピアノ線だけで十分です。
ロッドの長さが決まったらZベンダーを使ってピアノ線をクランク状に曲げます。
エルロンロッドが出来上がりました。
ほとんど長さに狂いも出なかったのでこれで良しとします。
シンプル イズ ベスト!
軽量化と経費の節減ですね!
続いてフラップのロッドです。
エルロンと同様にフラップホーンからヒンジラインに直角に線を引きます。
フラップの場合、下向きにしか動作させないので、サーボホーンはかなりオフセットされています。
同じくフラップホーンも差動を考慮して逆向きに取り付けてみたのですが、結果として舵角が十分に取れたので元に戻しました!^^;
エルロンとフラップのリンケージが完了しました。
中立の時に、エルロンホーンはニュートラルの位置にあるのに対して、フラップホーンはかなりオフセットされているのが分かります。
次はサーボカバーを製作します。
サーボカバーは厚紙で型紙を作ります。
この時、サーボをよく動かして、ホーンやロッドがカバーに当たらないように十分に穴を広げます。
サーボホーンがカバーの穴に当たって動作角が十分に取れないと、サーボが異音を発するか、最悪の場合はサーボが焼けます。
型紙が出来たらベニヤ板に形をトレースします。
トレースした鉛筆の線に合わせてベニヤ板をカットします。
カットしたベニヤ板をサンディングボードを使って整形します。
四隅にビス穴を開けてサーボカバーが出来上がりました!
次はサーボカバーにフィルムを貼ります。
カバーのサイズに合わせてフィルムをカットします。
アイロンを使ってフィルムを折り込むように貼っていきます。
四隅のビス穴やホーンの穴などの開口部をハンダゴテを使って開けていきます。
出来上がったサーボカバーを主翼に取り付けます。
もう一度サーボを動かしてホーンが当たらないか確認しておきます。
同じ様にフラップサーボのカバーも取り付けます。
こちらもサーボを動かしてフラップホーンの動きに支障がないか確認しておきます。
はい!
左右の主翼ともサーボカバーが付きました。
オリジナルのサーボが剥き出しの仕様に比べたら、かなり良い雰囲気になりました。
それではまた来週!
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