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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(356)~YS-11の製作⑩~ (2016/09/09)

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今週はモーターの取り付けです。

モーターの取り付けと一言でいいますが、また今日も事件が起きそうです。



いよいよ次はモーターの選定です。

このキットの推奨するモーターはAvionicsのORI61104なのですが・・・。

スペックは
KV値 1210KV
電源 LiPo 2~3セル
重量 57g
シャフト径 3.17mm
価格 6,264円
です。

これだけの情報では何とも言えないのですが、どうやら価格からいって数世代前のモーターのようです。

YS--11の全備重量が約1300gということから、このモーターの同等品をKKHOBBYのサイトから探してみました。

それがこれ!
E-MAXのGT2215/09です。

データを見ますと、3セル2200mAhのリポで8×6のペラを回した場合、785gの推力が得られるようです。
双発機ですから2つで推力は1570g

多少くたびれたリポを使ったとしても全備重量1300gの機体をなんとか引っ張れそうです。



E-MAXのGT2215/09の部品一式です。

バックプレートにドライブシャフトが取付けられますから、モーターは前後どちらにも使用できます。

スピンナーの形状がYS-11に似合いそうで気に入りました。



早速、ヘキサゴンレンチを使ってバックプレートを外します。



お~
スポーツカーのアルミホイルの形状に似ていて、なかなかマニアックです。

こんな形になっていたんですね。



ドライブシャフトを取付けます。

なかなかシャフトが太くて丈夫そうです。



次はモーターマウントへの取り付けです。

ん~四隅が・・・ギリギリですな!



無理にビスをねじ込むとマウントが割れてしまいそうなので、前もって錐で穴を開けておきます。



付属のセルフタップビスを使ってモータを取り付けます。

ビス穴が緩くなってしまったら、穴にバルサの粉を埋めて瞬間接着剤を一滴垂らすと回復しますよ!



モーターをマウントに取り付けたら、ナセルを主翼に仮組みしてみました。

だんだんYS-11らしくなってきました。



モーターカバーを取り付けてみたら・・・あらあら全然合いません。



そこで使っていないスピンナーに糊付きのサンディングペーパー(確か住友3Mの120番だったかな・・・)を貼り付けて穴を広げます。



こんな感じでゴシゴシゴシと回していきます。

FRPは切削性は良いのですが、身体に良くない粉が飛びますので、息を止めて作業をする(注:限界はあります)か、小まめに掃除機で吸い取りながら作業を進めます!^^;



穴が広がりました。

右側がBefore 左側がAfterです(笑)



もう一度モーターカバーを取り付けます。

あらあら、思ったとおり合いませんね。



カバーと主翼との間にも隙間が・・・。

想定内です!



モーターの当る部分をルーターで削って・・・。



更にサンディングスピンナー(造語)で開口部を整えます。



それでも合わないので、モーターのダウンスラストを増やしてみます。



再びモーターを取り付けてみました。

ちょっとダウンスラスト強過ぎか???

上部に貼ったスペーサーは1mm厚のソフトバルサなので、ビス締め付け量によってスラスト角が変わるから・・・まあいいか!



今度はやっと合いました。

いろいろと面倒はありましたが、モデラーたる者こんなことで怒ってはいけません。

YS-11が青空に飛べは、製作の苦労は吹っ飛びますから!


それではまた来週!




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