「ナベさんの気ままなラジコン日記」(353)~YS-11の製作⑦~ (2016/08/19)
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YS-11がフラップを降ろして、鳥のように着陸する姿が見たい!
その一心でARFキットなのに主翼のフィルムを剥がし、主翼を切断してフラップを製作することになりました。
もう、ほとんど勢いですね!
主翼をぶった切った以上、切断面の隙間を埋めるためには蓋をするしかありません。
とりあえず手持ちの3mmバルサ板をカットして使います。
主翼の切断面です。
セメダインCをまんべんなく塗ります。
セメダインCは、はみ出しても透明で目立ちませんし、サンディングも効きますから助かります。
先程カットした3mmバルサ板を接着します。
接着剤が硬化するまでの間、マチ針とマスキングテープを使って固定しておきます。
エルロンを置いて幅を比較してみます。
カメラでは広角気味で撮っていますから、エルロンの方が長く見えますが、実際に測ってみますとエルロン幅が247mm、フラップ幅が262mmと、フラップの方が幅が広くなりました。
だいぶ実機に近付いてきたようです。
接着剤が完全に硬化したら、主翼の翼型に合わせてバルサ材をサンディングします。
少し削ってはバルサの粉を掃除機で吸い取って親指の腹で段差を確認する。また少し削っては確認する。これの繰り返しです。
次はフラップサーボを格納するため、主翼プランク材をカットする位置を決めます。
エルロンサーボハウスの開口部の位置を参考にします。
こんな感じです。
サイズはエルロンサーボハウスの開口部に合わせて35mm×35mmとしてみました。
フラップサーボの位置が決まったら、プランク材をカットする前にマチ針を刺しながら主翼内部にリブやスパーなどの構造物がないか調べます。
ここで内部に何かあると位置を変更しなければなりません。
今回は、幸い何もありませんでした。
フラップサーボの開口部が決まったら、主翼プランク材を良く切れるカッターを使ってていねいにカットします。
次はフラップの切断面にも3mm厚のバルサ板を使って蓋をします。
フラップの幅は広くなりますからバルサ板も長めになります。
フラップの端もスクラップバルサを接着して化粧版のように処理します。
(小技が大切です!^^;)
こんな感じです。 接着剤が硬化してからサンディングすれば綺麗になってしまいます。
フラップの足りない部分もスクラップバルサを接着して継ぎ足します。
こんな感じです。
接着剤が硬化するまで、マチ針で固定しておきましょう。
接着剤が硬化したら、サンディングボードを使ってフラップを整形します。
フラップもだいぶ形になってきました。
もう一度実機の写真を確認してみます。
実機のフラップは内側と外側の2種類あって、内側の方が多く(長く)
出ていますね。
という訳で、スクラップバルサを使って早速フラップを継ぎ足すことにします。
こんな感じです。
やや強調した感もありますが、上空ではこのくらいあったほうが良いかもしれません。
フラップ材を継ぎ足してみました。
これでなんとかフラップが完成しました。
それではまた来週!
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