「ナベさんの気ままなラジコン日記」(352)~YS-11の製作⑥~ (2016/08/12)
ナベさんのプロフィール(過去の日記はこちら)
先週は既に完成している主翼のフィルムを大胆にも剥がしたことから、大変な反響をいただいております。
「ナベさん大丈夫か? 本当に出来上がるの?」とか
「ついに焼きが回っちゃったんじゃないの?」とか
でも、いいんです。
自分の思いどおりに作れるのが趣味の世界ですから!
そんな訳で、今週も焼きが回った頭で製作を続けます!^^;
まずはエルロンサーボですが、キットの設計では縦置きになっています。
縦置きですとサーボとサーボホーンが目立ちますし、リンケージロッドが短いほど、ロッドの左右のブレが大きくなります。
よって、エルロンサーボは横置きとします。
当然サーボハッチは手作りとなり手間も掛かりますが、その分メンテナンス性が向上しますから、「いってこい」(相殺 Give and takeの意)ですね!
サーボのサイズを勘案しながら、リブの位置を避けてサーボの位置を決めます。
プランク材をカットしてエルロンサーボを置いてみます。
主翼の厚さも十分あるので、サーボは問題なく隠れます。
あらためてもう一度主翼を見てみます。
アスペクト比も足りないけど・・・エルロン長くね?!
あくまで目測ですがスパンの70%くらいあります。
そこで実機の写真を・・・。
ん~エルロンの幅はスパンの1/3くらいだよね.。
でも、エルロンをスパンの1/3まで縮めたら、操縦不能で墜落しちゃうんじゃないかな・・・。
いろいろと試行錯誤の結果、既存のエルロンサーボの位置は変えずに、できるだけエルロンの幅を短くしようと考えました。
(すぐに妥協!^^;)
ピラニアンソーを使ってエルロンをカットします。
既存のフィルムを活用するかどうかは、新しく貼るフィルムの色と違和感で決めようと思います。
カットした翼端をサンディングボードを使って整形します。
元のエルロンと長さを比べてみます。
威勢の良いことを言っていましたが、それ程長さは変化していません(爆) (ナベさんビビリが入ったか?!)
次はフラップの製作です。
フラップは主翼の一部をカットして製作します。
フラップのカットラインは実機の写真を参考にエルロンのヒンジラインより後退させています。
カッターの刃を新しいものに変えてフラップのカットラインを上から下から少しずつ、じわじわとカットしていきます。
なんかすごいことになってきましたが、サーマル工房のバルサキットを製作すると、こんな作業は当たり前になっています(笑)
サンディングボードを使ってフラップの断面を整形します。
こちらも当然
主翼の断面もサンディングボードを使って整形します。
いきなり翼端材をカットしていますが、こちらはストックしてあったスクラップバルサです。
エルロンが短くなった分、主翼のフラップ接続部を延長します。
こんな感じで接着します。
接着剤はいつものセメダインCを使います。
接着剤が硬化するまでマチ針を使って固定しておきます。
接着剤が硬化したら、サンディングボードを使ってフラップのヒンジラインを合わせます。
この辺の作業はサンディングボードが無いと不可能ですね。
表面の部分も主翼の翼型に合わせて慎重に整形していきます。
一気に整形するのではなく、少し削っては指の腹で段差を確認してから、また削る。
この作業の繰り返しです。
はい!
こんな感じです。
なかなかそれらしくなってきました!
主翼中央部、胴体と接触する部分ですが、こちらも変形を防ぐ意味で内側にバルサ板を貼っておきます。
先程と同じ様にセメダインCを使います。
接着剤が硬化するまでの間、マチ針を使って固定して置きます。
接着剤が硬化したので、翼型に合わせてサンディングします。
だいたい、なんとなく形になってきましたね!
それではまた来週!
【読者プレゼントのお知らせ】
「ナベさんの気ままなラジコン日記」の読者の皆様にプレゼントのお知らせです!
平成28年8月13日(土)までに「ナベさんの気ままなラジコン日記」に対するご意見や励ましのお便りをいただいた方の中から、抽選で1名の方に『Prolux キャノピーカットばさみ』をプレゼントします。
下記の「ご感想送信フォームはこちらをクリックして下さい」から是非、ご応募ください。(ご意見、ご感想をお送り頂けるだけで抽選対象にエントリーされます)
当選者の方には後日KK HOBBYよりメールでご連絡致します。
それではまた来週!
ご感想送信フォームはこちらをクリックして下さい。
最新の日記はこちら
(過去の日記はこちら)