「ナベさんの気ままなラジコン日記」(337)~アーバンXCの製作⑯~ (2016/04/29)
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アーバンXCもフィルム貼りが済んで、ようやく形になってきました。
それでもまだまだやることはたくさんあります。
焦る心をじっと堪えて、今日はエレベーター、ラダー、それにスポイラーのリンケージを進めることにします。
ラダーロッドのピアノ線を胴体内のノイズレスチューブに通して、ラダーホーンの位置を確認します。
ラダーロッドを接着する部分のフィルムをカッターで剥がします。
ラダーホーンをエポキシ系接着剤で接着したら、接着剤が硬化するまでの間、そのまま待ちます。
ラダーホーンの穴の位置とロッドとの距離に大きな開きがないので、このまま行けそうです。
次はエレベーターホーンの接着面のフィルムをカッターで剥がします。
こちらも同じ様にエレベーターホーンをエポキシ系接着剤で接着します。
エレベーターホーンはリンケージのガタの影響を最小限にするため、ホーンの寸法が大き目になっています。
逆に、それだけサーボホーンのストロークを必要とするということになります。
ラダー、エレベーターロッド用のアジャスターです。
ラダー、エレベーターサーボ側のロッドをクランクで済ませようと思いますので、動翼側は微調整が可能なアジャスターを使用しました。
写真のように、始めにねじ山の中央部分にクレビスを持っていき、長短どちらの方向にも調整できるようにしておきます。
一晩経ち、ラダーホーンの接着剤が硬化したのでロッドを接続してみます。
ラダーロッドがスムーズに動くか胴体内のロッドを指で動かしてみましょう。
同じ様にエレベーターホーンの接着剤も硬化したらエレベーターロッドも接続してみます。
マスキングテープ等でラダー、エレベーターの位置をニュートラルに固定したら、サーボホーンまでのロッドの長さを測りペンで印をします。
ペンで印をした位置を目安にZベンダーを使ってロッドをクランク状に曲げます。
ここからがダレも教えてくれなかったリンケージの肝、味噌、しょう油です。
アーバンXCのように、サーボホーンの穴に対してロッドのピアノ線が細い場合、そのままリンケージをするとガタが出てしまいます。
そこで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
使用するサーボホーンの穴に爪楊枝を差し込んで、瞬間接着剤を使って爪楊枝を接着します。
爪楊枝をしっかりと接着するように、アクセラレーターも使います。
爪楊枝が完全に接着されたら、不要な部分を切り取って、爪楊枝の上から必要な大きさの穴を開けます。
これで問題なくこのサーボホーンが使えます。
よく、サーボホーンの余裕部分に穴を開け直す方法が紹介されていますが、この方法だと思い通りのストロークが取れますし、なにしろ仕上がりがスマートです。
これ、お奨めです!^^;
次はスポイラーのリンケージです。
はじめての方は戸惑うかもしれませんが、要するに「慣れ」です!^^;
ピアノ線の先端をL型に曲げたら、ラジオペンチでスポイラーホーンに引っ掛けます。
こんな感じです。
スポイラーには余計な力は掛かりませんから、この程度のリンケージ方法で十分です。
次はスポイラーのアジャスターです。
例のとおりクレビスはアジャストネジの中央に持っていきます。
スポイラーサーボホーンの穴に差し込む突起から全長を測ると39mmになります。
次に、ロッドアジャスターの内部に挿入するピアノ線の長さを測ると10mmでした。
もうこれでお判りですよね。
つまり、このロッドアジャスターを使用することで延長されるロッドの長さは
39-10=29mm
となります。
スポイラーサーボを実際に通電させ、送信機のスイッチ(私の場合は右肩のスイッチを使用しています。)を動かしてサーボの動作方向、ストロークを良く確認したら、スポイラーOFFの位置にします。
その時のロッドの長さをマーカーペンで印をします。
もうお判りですよね!
先ほどマーカーペンで印をした位置から29mm減らした位置でピアノ線をカットして、先ほどのロッドアジャスターを付ければ丁度よい寸法になるという理屈です。
はい!
こんな感じです。
スポイラーのロッドアジャスターはほとんど無調整で、そのまま装着することが出来ました。
後は、送信機のトラベルアジャスト機能を使って、飛ばしながらスポイラーの開度を調整していきます。
この画像は、どうでもいいのですが・・・。
キャノピーを取り付けるビスの受け台を接着する為に、エポキシ系接着剤を塗っているところです。
こんな感じですね。
今週はこの辺で。
それではまた!
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