「ナベさんの気ままなラジコン日記」(333)~アーバンXCの製作⑫~(2016/04/01)
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先週に続いて、ちょっと気合を入れたフィルム貼りをします。
先週の続きです。
胴体尾部のVカットの部分です。
角度をあわせたらこんな感じにカットします。
Vカットの中心を合わせてフィルムを貼っていきます。
この時、いきなり高温でアイロンを当ててはいけません。
とりあえずフィルムが着くくらいの温度で。
じわじわと段階的に温度を上げていきます。
フィルムのカットは下のフィルムまで切ってしまったり、バルサの生地をカットしないように、フィルムの裏紙を下に挟んで切ります。
胴体のフィルム貼りは、底面⇒側面⇒上面の順に貼ります。
アーバンXCの胴体は長いので1本のフィルムで継ぎ目無く貼るのはスマートですが経済的ではありません。
途中でフィルム継ぐことになるのですが、私の場合、継ぎ目が目立たないように主翼の下で継いでいます。
フィルムを継いで胴体機首部分まで貼ってみました。
胴体側面のフィルム貼りです。
曲線部分は写真のようにフィルムを細かくカットしながら織り込んで貼っていきます。
ハンダゴテを使ってカーボンカンザシ、スポイラーロッド、エルロンサーボハーネスなどが通る穴を開けます。
次はカンザシの受けです。
アルミパイプで出来ているので丈夫なのですが、接着剤の食い付を良くするため、接着面をサンディングボードで荒らしておきます。
アルミパイプを胴体にエポキシ系接着剤で接着します。
胴体はベニヤ板で補強されていますので、そう簡単には主翼がバンザイすることはないと思うのですが・・・。
次は主翼のエルロン部分のフィルム貼りです。
このような場所も仲間に見られますから、きちんとフィルムを貼っておきましょう。
エルロンとの接合部分です。
こちらにもフィルムを貼っておきます。
翼端部分です。
あらかじめ完成時のデザインを想定してフィルムを貼ります。
フィルムの貼り方ですが、長方形なら、まず4隅をスポット圧着します。次に各辺の真ん中を、更にその真ん中をと圧着して、最終的に点から線となるように圧着します。
フィルムの収縮に頼らず、最初から出来るだけ弛まないように圧着していくのがコツです。
翼端は視認性を上げる意味で赤のクリアーを貼りました。
こちらも上面を貼るまではとりあえず低温で貼っていきます。
下面のフィルムを貼り終えたら、ハンダゴテを使ってエルロンサーボハウスのフィルムを溶かします。
フィルムを貼った後にエルロンサーボハーネスが通りやすいよう、主翼の内部に水糸を通します。
スポイラー取り付け部分まできました。
上面のフィルムを貼る前に水糸を通しておくと作業が楽ですね。
水糸を通し終えました。
通した水糸はマスキングテープを使って固定しておきましょう。
なんだか中国製のARFキットを作っているような雰囲気になってきました。
次に主翼上面のフィルムを貼ります。
フィルム貼りの作業って、フィルムを裁断するのに手間がかかって、実際に貼る時間は僅かなものです。
フィルムの端の部分はこのように処理します。
最後に上面のフィルムを巻き込みます。
重なりシロは3~4mm。
フィルムは縮みますから、後々のことを考えると重なりシロには余裕を見込んでおくと良いです!
今週はこの辺で。
それではまた!
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