「ナベさんの気ままなラジコン日記」(270)~マサラ2のフライトインプレッション~(2015/01/02)
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新年明けましておめでとうございます!
昨年中を振り返りますと色々な話題もありましたが、今年もマイペースで進めさせて頂きたいと思います。
どうか今年もよろしくお願いします。
さてさて、新年はじめてのテーマといたしましては、OK模型のマサラ2を取り上げたいと思います。
これがマサラ2です。
全長1648mm、全幅3480mm、全備重量約3.5Kg、堂々たる体躯の大型モーターグライダーです。
真冬の早朝ですので主翼の表面に霜が付いてきます。
機首部分が適度に膨らんでいます。
性能のみを追求する棒グライダーと違い、なかなか色気を感じます。
また、リンケージやリポの搭載のことを考えると、これくらいの丸みはあっていいと思います。
マサラ2を真正面から見ます。
なかなか精悍なスタイルです。
左右の主翼のバランスが取れているからでしようか、機体はどちらにも傾かずに正立しています。
というのは嘘で、オーナーが翼端を支えています(笑)。
主翼と水平尾翼とのアライメントも良く取れています(と、話題を変えます!^^;)。
え~とりあえず落とす前に撮る(笑)
これ鉄則です。
マサラ2のオーナーのYaさんです。
以前はヘリコプターをやられていたらしいのですが、最近グライダーに転向したようです。
しかし、グライダー2機目でマサラ2とは!
すごいんでないの~?!
バッテリーはリポ3セル3700mAhを使用しています。
重心位置を合わせるためにリポにウエイトを貼り付けています。
次回までにウエイトは機首に貼り付けましょうね!
そうしないと全てのリポにウエイトを付けなくてはいけなくなりますから!^^;
受信機はFUTABA純正のR2008SBです。
主翼にマサラのロゴがカッコいいです。
リンケージはフラップサーボを主翼下面に配置して、ロッドを上面に貫通してフラップを稼動させるタイプです。
この方式だとフラップの動作角を大きく取れます。
OK模型の得意技ですね!
飛ばす前にパワーユニットのデータを取ります。
スパン3.5m、全備重量3.5Kg以上の大型グライダーですから、3人係りでデータを取ります。
ペラを回す前まで電圧は12Vあったのに、2~30秒で9.7Vまで落ちてしまいました。
気温が寒いのか、それともリポが弱っているのか・・・。
それでも電流値は70A近く流れています。
力強い推力とまではいきませんが、適度に引きが良いので初飛行いっちゃいます!
ちなみにYaさんの送信機はモード2なんです。
なんでも、これで覚えたので今さら辞められないとのこと。
ん~トレーナーコードを付けて信号をモード1に変換しながら操縦します。
さすが3.5mクラス!
どっしりと落ち着いたテイクオフです。
主翼の下面はこんな感じのストライプです。
なかなか視認性が良いです。
機体に朝日が反射して美しいです!
機体を安全高度まで上昇させてモーターカット。
トリムを取ったらオーナーのYaさんに操縦を代わります。
”You have control !”
Yaさん、自分は初心者だと言いながらも、なかなかどうして正確でていねいな操縦を心がけています。
誰が見ても安心なフライトです。
30秒のモーターランで上昇、約5分のグライドを4本くらい繰り返した頃、Yoさん(他のRC仲間)が「そろそろバッテリーがなくなるよ~」とアドバイスが入ったので着陸態勢に入ります。
ここからは私が操縦します。
”I have control !”
まずはバタフライを使わずに滑空比を見てみます。
滑走路の端から端まで約130m、比較的恵まれたクラブの滑走路ですが、それでもなかなか高度は落ちません。
(滑空比は優に50はあるな!)
と思っていた矢先に
「ナベさん、バタフライ使わないと降りないよ~」
(分かってるって!)
外野が好き勝手なこと言っています。
次のファイナルアプローチでバタフライを入れてみます。
フラップの初期設定が90度近かったので、さすがに60度くらいまで減らしました。
また、エルロンのアップは翼端で4mm程度です(目測)。
初飛行なので、失速速度が掴めないため、ややスピードを付けて進入させたところ
マサラ2は滑走路を100mくらい使ってソフトランディングしました!
バンザーイ!
初飛行大成功に大喜びのYaさんでした。
グライダーの主翼と身長を比べてみてください。
3.5m級のグライダーの大きさが分かります!
マサラ2の飛行を振り返ってみます。
ほとんど無風の早朝だったせいか、マサラ2の挙動は堂々としたものでピクリともしません。
例えば、シトロンが戦闘機だとすると、マサラ2は重爆撃機です。
とにかく挙動がどっしりとしています。
強風のスロープや強いサーマルの中を果敢にアタックするには良い機体です。
その反面、機体の大きさと重量を考えるとパイロットとフライトエリアを選ぶ機体です。
スロープエリアも一見熊笹のように見えますが、所々に岩があったりします。
岩のない場所にマーカーを立てて、そこに降ろすように意識して飛ばすといいかも知れません。
フラップを下げたとき地面とのクリアランスが少なくなるので、フラップサーボはメタルギアの物を選ぶと良いでしょう。
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