「ナベさんの気ままなラジコン日記」(268)~お便りのご紹介~(2014/12/19)
ナベさんのプロフィール(過去の日記はこちら)
今週は読者の皆様から頂いたお便りをご紹介します。
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毎回楽しく拝見させて頂いています。小生は、鳥取砂丘でグライダーを飛ばしている、道楽者です。道楽者が道落者にならないように気を付けているつもりですが、KK HOBBYさんが、部品を安価で提供されるので、ついつい無駄遣いをしてしまいます。
無尾翼に興味があり、十数機保有するグライダーの中に、二機だけ無尾翼があります。無尾翼は、ピッチ方向がやや神経質でが、飛んでる姿は格別です。
今回のタスク、LONG EZ君ですが、まあ~皆さんなんとも古い物を隠し持っているものです・・・.うらやましいかぎりです・・・。
さて、エンテの水平尾翼について、一条卓也氏は、水平尾翼には、揚力尾翼を使い、迎角は、主翼の迎角+アルファーとするのが望ましいとしています。即ち、重心より後方に主翼の風圧中心がある為、水平尾翼にも揚力の一部を負担させないと、ピッチ方向の安定が保持出来無いと言う事だと思います。その為、LONG EZには、フラットボトムが使用されているのだと思います。
また、一條氏によれば、重心位置より後方に、はっきりとしたタテ面がないと、ヨー方向の安定性が失われる可能性があるとも指摘しています。
大戦中の幻の戦闘機「震電」には、主翼にはっきりとしたタテ面(垂直尾翼)が二枚付いています。
では、初飛行の記事を楽しみに待つことに致します。
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お便りありがとうございます!
鳥取砂丘でラジコングライダーを楽しまれているとうことですね。
鳥取砂丘といえば、とり人間コンテストの出場機が、よくテストフライトに使用している場所だと認識しております。
また、先尾翼機の貴重な情報を提供していただいてありがとうございます。
一条卓也氏はガルモデルの主宰者でグライダーのオーソリティーでしたね。
私は作ったことはないのですが、ラジコン仲間でガルモデルのグライダーをキットから作り上げたツワモノがおります。
信州のスロープを気持ち良さそうに飛んでいましたよ。
LONG EZですが、今にして思うとオールフライングエレベーターの方が良かったような気がしてきました。
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初めまして。ラジコン日記楽しく拝見しています。
先尾翼機 バリビゲン飛ばしてから、変わった機体に興味を持ち、このLong EZ はkkhobbyより購入し、だいぶ前に作り、重心位置が自信がなく、そのままにしてありました。ラジコン日記に合わせ初飛行したいと思っています。期待しています。
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お便りありがとうございます!
いろいろありましたが、私のLONG EZも無事にフライトしました!
LONG EZは飛ばしてみて、飛行性能がどうのこうのという機体ではないのですが、変わった形をしているのでギャラリー受けは良いようです。
こんな楽しい機体もいいものですね!
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ナベさんへ
ASK21 AIRCADETSの製作がとても参考になりました。現在制作中ですが、自分のスキルに合わせて少しずつ完成に向けて頑張っていきたいと思います。
話は変わりますが、私は以前 ステビアの製作 を見て「次に挑戦するときの参考になりました。」とメールした者です。しかし、その後ステビアはなかなか販売店の在庫に現れることがなく半分あきらめかけていました。(ステビア用に購入したリポバッテリー・アンプ等が無駄になる・・・・・)しかし、色違いバージョンのステビアをたまたま見つけて喜び勇んで購入しました。今はいつ作ろうかと楽しみにしているところです。製作する際は、ナベさんの記事を参考にさせていただきます。嬉しかったのでメールしました。
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お便りありがとうございます!
ステビアはサイズ的にも丁度よく、飛行性能もまずまずなので、私の周囲のRC仲間の中でもオーナーが多いです。
私も気に入っているのですが、欲をいえば主翼が2分割になればいいなと思っています!
OK模型もその辺のことはよく知っていますから、また出してくると思いますよ!
ASK21 AIRCADETSですが、荒作りなキットではありますが、失速特性も穏やかで、とても良く飛ぶ機体です。
この手のスケールグライダーは組立説明書もほとんどなく、「作れる人だけ作って飛ばしてね!」と言わんばかりです。
このことは中国製のグライダーだけでなく、ヨーロッパ製のグライダーも同じです。
そんな訳でナベさんのラジコン日記ではしつこい位ていねいに製作記事をご紹介いたしました。
ASK21 AIRCADETSのオーナーのみなさん、飛びはいかがでしたでしょうか?
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いつも楽しみに拝見させて頂いております。
鳥取砂丘でグライダーを飛ばしている、Kと申します。昨日は、無尾翼を飛ばしてきました。
さて、LONG EZ 君、今回は残念でした。
人ごととは思えず、なぜ飛ばなかったのか考えていましたら、今日は寝不足です。
私としては、スラストに関して、サイドは垂直尾翼の影響を受けませんから、ゼロ度で良いと思いますし、上下のスラストに関しましては、先尾翼・主翼・動力軸がほぼ一直線上に並んでいる様に見えますから、ほぼゼロ度で良いのではないかと思います。しかし、モーターが主翼よりもやや上に位置している事を考えますと、少しだけダウンスラストを付けても良いかと思います。それよりも先尾翼の取り付け角は、主翼のそれより+2度程度必要だと思いますので、先尾翼と主翼の取り付け角の関係が気になります。また、エレベータを引き過ぎますと、先尾翼全体に剥離が生じて揚力を失い、アップを引くほど機首下りになる場合があります。ネット情報と致しまして、小型のエンテは、エレポンが良いかもしれないとの記載が御座いました。
何か思いつく事がありましたら、またお便りさせて頂きます。
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お便りありがとうございます!
Kさん!
私のために眠れなくなる程、ご心配をいただきまして恐縮です。
まだ、先尾翼機の詳細な情報を頂きましてありがとうございます。
次の回のラジコン日記を見て頂いたと思いますが、モーターにダウンスラストを付けたことにより、なんとか飛行に成功しました。
また、先尾翼がフラットボトムの翼型をしているので、揚力尾翼の役割を担っていたからスムーズに飛行したのかと思っています。
これらの機体は飛行に至るのでに知識と経験と工作力が必要なのですが、一度飛んでしまえばRC仲間の注目度は抜群です。
まぁ、なんと言いますか・・・イベント用の機体ですね!^^;
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初めてお便りしたします。
私もこのLONG EZを持っておりました。(現在、クラブ員からねだられ、あげたので私のところには有りませんが)
現在は販売されてなくて残念です。
私が飛ばしていた時は、リポは1300mA。重心位置は説明書通りでした。それでも離陸の際は中々頭が上がりませんでしたが、浮いてしまえば素直な飛びっぷりでした。一つ気になるのが、少しノーズを上げ気味にノーズギヤの曲げを調整すれば良いかと・・・。
挑戦してみませんか?
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お便りありがとうございます!
そのとおりですね!
私もタイヤ大きくするなど、転がり抵抗の低減を図ってみたところ、飛行に成功しました。
このLONG EZ、今でも販売していたなら、オーナー同士でいろいろと情報交換しながらフライトを楽しめたのかなと思います。
少し残念ですね。
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無沙汰しております!
まさかの浮かない機体、ビックリです。
でも、次回は必ず対策なさると思いますのでめっちゃ機体もとい期待しております。
それと、田んぼにうかがえる日が楽しみです。
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お便りありがとうございます!
たまにはこういうこともあります。
KK HOBBYさんのブログですと融通が効くのですが、雑誌だとそうはいきません。
空白のページを作らない為にも、あらゆる手段を講じます。
昔からの読者の皆さんならご存知だと思いますが、以前、離水しない水上機というのがありまして、締め切り間近になんとか工夫して飛ばした経験があります。
あの時は、まさしく悪夢でした。
もう、あんなことはしたくないなぁ!
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変形機は難しそうですね
無尾翼機であればそれなりにノウハウも公開され経験を積まれているのでしょうけど先尾翼って本当に見ないですもんね
話は変わりますがマイクログライダー製作などでそろえている部材を利用してマイクロヨットを作ってみました。
これも見よう見まねのチャレンジですが何とかなるもんです。
いろんなことを気軽に試せるラジコンって楽しいです。
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お便りありがとうございます!
そうそう!
ARF全盛の時代で自作モデラーって貴重な存在です。
昔の「自作」というのは自分で設計して、自分でバルサを切り出して、自分で製作するのをいったのですが、最近の「自作」はARFだろうがバルサキットだろうが、とにかく自分で作れば「自作」なんだそうです。
「自作」以外の人は他人に作ってもらうことなんでしょうか?!
それではなんだかラジコンの楽しみの半分を捨ててしまったような気がします。
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2020-06-19 18:08