「ナベさんの気ままなラジコン日記」(264)~モーターグライダーMOAの製作②~(2014/11/21)
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前回、このラジコン日記でMOAの製作を始めると書いたら、読者の皆様から反響がありました。
形は古典的で趣があるし、手軽に購入出来る価格帯であることから、結構注目されている商品のようですね!
そういう私も、前から気になっていました!^^;
個人的な好みの問題ですから、どうでも良いのですが(笑)
私の場合、モーターグライダーは飛行機モードを使っています。
モデルネームを入力します。
それから、受信機はFrSkyを使用しますので、モジュレーション(変調方式)をPPMにします。
送信機と受信機をバインドします。
送信モジュールの白いF/Sボタンを押しながら、電源スイッチをONにします。
LEDが赤く点滅したらF/Sボタンから指を離します。
受信機のスイッチを押しながら電源をONにします。
LEDが赤く点滅したらバインドは完了ですので、一旦電源を落とします。
エルロンサーボを繋いでサーボの動作確認をします。
今回はスポイロンを動作させるため、7チャンネルの受信機を使用しました。
※スポイロン:着陸時に左右のエルロンを両方とも上げてエアーブレーキ効果を生み出す機能。
電源を入れたと同時にエルロンホーンがせり出してきました!
それはそれで良いのですが、アドバース・ヨーを抑えるためにエルロンの舵に差動を付けます。
※アドバース・ヨー:飛行機は通常2~3度の迎角を取りながら飛行しています。よって飛行機を前から見ると、エルロンを下げた側の翼は前面抵抗が大きく、エルロンを上げた側の翼は主翼にエルロンが隠れてしまい前面抵抗が少なくなります。このことからエルロンの舵を打った場合、飛行機が旋回しようとする方向とは逆に翼を押し戻そうとする力が働きます。この現象をアドバース・ヨーといい、通常、エルロンの下げ舵の舵角を少なくし、その分エルロンの上げ舵の舵角を大きくしてアドバース・ヨーを解消します。
エルロンがニュートラルポジションの時にエルロンホーンを前縁側にオフセットします。
こうすることでエルロンの下げ舵の角度より上げ舵の角度を大きくします。
エルロンホーンをオフセットしました。
さらに不足分の舵角は送信機側でセッティングします。
スポイロンを設定するために、送信機のモードをフラッペロンにします。
スポイロンとフラッペロンはブレーキをかけた時に、左右のエルロンが下に降りるか、上に上がるかの違いだけですので、動作方向を逆にすれば簡単に切り替わります。
フラップスイッチを操作する時、左手の親指がスティックから離れてしまうので、私の場合、フラップスイッチは使用しません。
すべて0%にしてスイッチを無効にします。
その代わりギアスイッチからフラップチャンネルにミキシングを掛けて、ギアスイッチでスポイロンを操作しています。
ギアスイッチは右手の中指で操作しますので、右手の親指をスティックから離さなくても済むからです。
エルロンホーン、ロッドアジャスターなどのパーツ類です。
袋にはAileronと表記されています。
中国製キットも最近ではだいぶスマートになってきました!^^;
これがエルロンリンケージパーツです。
なぜかエルロンホーンの固定用ビスの数が2本多いです。
エルロンホーンをビスで固定します。
この辺は全く問題ありません。
ロッドアジャスターをエルロンホーンに取り付けます。
アジャスト量も適正で特に問題はありません。
こんな感じでエルロンリンケージが完成しました。
サーボホーンも適度にオフセットされています。
いい感じです。
左右のエルロンサーボを接続してエルロンの動作を確認します。
次にエレベーターホーンを取り付けます。
エレベーターホーンをエレベーターの上面からビスで固定します。
水平尾翼を2本のビスで胴体に固定します。
この辺もまったく問題ありません。
エレベターロッドを取り付けようと思ったら・・・。
あ~っ!
エレベーターホーンが浮いています!
飛ばす前に気がついてよかった~!
な訳で、ストックパーツの仲からより長いビスを2本探してきました。
エレベーターホーンを長いビスで固定し直します。
これ、もしも気がつかなかったら墜落していたかもしれません。
しかしまぁ、気がついて本当に良かった!
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