「ナベさんの気ままなラジコン日記」(261)~ターメリックG3 リベンジ!~(2014/10/31)
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以前、このラジコン日記で OK模型のターメリックG3の制作とフライトをご紹介したのですが、その後、また変なクセが出てきました。
どうもエレベーターの舵が残るのです。
アップを引いて戻すとアップ癖が、ダウンを打ってから戻すとダウン癖が・・・。
どうやらエレベーターの遊びが多過ぎるようです。
ターメリックG3のフライトです。
操縦していてもエレベターの舵が残ってしまい、気持ち悪いというか、楽しくありません。
今回はなんとか改善して、飛ばしていて楽しい機体にしたいと思います。
とにかく、考えられる対策は全て試してみます。
まずはフレキシブルチューブをホットボンドで胴枠に固定し直します。
この辺は胴体内部ですので見栄えは気にせず、しっかりと接着します。
フレキシブルキューブの胴体出口もホットボンドを使ってしっかりと固定します。
胴体出口からエレベーターホーンまでのロッドが長いので、適当な場所でフレキシブルチューブを胴体に固定します。
これでエレベーターの遊びも多少改善されましたが、それでも飛ばしてみるとガタが出ています。
ん~納得いきません。
しばしの間、瞑想・・・。
しばらく考えて・・・。
そうだよ!
穴だよ!
穴!
ターメリックG3に使用しているロッドが、サーボホーンの穴に対して細いのです。
つまり、サーボホーンの穴の中でロッドのピアノ線が踊っていたのでした。
これではガタがなくなりません。
そういう訳で、サーボホーンに別の小さい穴を開けてみることにしました。
しかし、十字のサーボホーンのジュラコン樹脂にスペースの余裕は無く、このまま使っていたら、いつかホーンが欠けてピアノ線が外れるかも知れません。
次、丸いホーンを出してきて、穴の開いていない部分を使うことにしました。
サーボホーンを万力に固定して、ピラニアンソーを使ってサーボホーンを切断します。
切断ですよ!切断。
まるで外科的手術です。
サーボホーンを切り出したら、バイスが滑らないように、錐でキズを付けます。
要するにセンターポンチみたいなものです!^^;
バイスで穴を開けます。
ピアノ線が確か0.7mm(かな?!)でしたから、バイスは1.0mmを使用します。
ていうか、私は1.0mm以下のバイスは持っていません(笑)
リンケージが完了しました。
これでエレベーターのガタはほとんど解消されました。
ん~しかしホーンの形が汚い。
ナベさんの工作室のコーナーにしては汚すぎる!
ここで、JRさんに要望!
十字ホーンで一方は穴が無かったり、又は穴の小さいホーンを出してください!
お願いします。
待ちに待ったリベンジです。
楽しくて仕方がないのか、それとも歳のせいか、朝が早くなってきました。
たまたま犬の散歩に来たラジコン仲間を捕まえて、無理やり写真撮影をお願いします。
まずは離陸から。
おっ! 俺ってまだ髪の毛ある!
安全高度を取ってからトリムを合わせます。
すると、面白いようにトリムの1コマ1コマに機体の姿勢が反応します。
そう!エレベーターの遊びが見事に取れました。
こうなると思いどおりにコントロールが出来ます。
ターメリックが見事によみがえりました!
舵の遊びが無くなったことにより、ターメリックの操縦性が見違えるように向上しました。
低空でのハイバンクターンもストレス無くこなせます。
高速でダイブさせると主翼から「シューン!」という風切り音がします。
そしてエルロンを切ると「ジャー!」と。
そうです!この音が聞きたかったのです。
背面飛行もこのとおり!
手が届きそうな高さですが、エレベーターの遊びが取れたので安心して操縦できます。
そろそランディングアプローチに入れます。
エレベータートリムが取れているので、安心して進入させられます。
高度が50cmを切りました。
地面が草地なので、思い切りフレアーを掛けてみました。
スポイロン(左右のエルロンを共に上げるエアーブレーキ)を掛けると一段とスピードが落ちますが、その分エルロンの効きが鈍くなるので注意してランディングさせます。
改善の効果がありました。
エレベーターのガタの原因はサーボホーンの穴だったとは、それこそ落とし穴でした。
これでターメリックの出番が増えそうです!
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