「ナベさんの気ままなラジコン日記」(250)~LONG EZの製作④~(2014/08/15)
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今週は尾翼の製作です。
LONG EZは先尾翼機ですので尾翼が前に付いています。
さて、先尾翼機のエレベーターってどっち向きに動かすんでしょ?!
素朴な疑問が浮かび上がります。
私の仮説では・・・
飛行中の機体は空中に浮いている訳だから、重心を支点としてシーソーの様に力が加わる。
普通の飛行機の場合は
水平尾翼に下方向の力を加えると重心を支点にして機首が上がる。つまりエレベーターを上に上げるとUPの舵になる。 同様にエレベーターを下に下げるとDOWNの舵になる。 と思う。
さて、先尾翼機の場合はどうでしょう。
私の仮説からすると尾翼は重心の前にありますから、通常の飛行機とは逆にエレベーターを下に下げると機首が上がりUPの舵に、エレベーターを上に上げると機首が下がってDOWNの舵になるはずです。 あくまで私の仮説が正しければの話ですが・・・。
そこで、JALに勤めているラジコン仲間に聞いてみました。
「ねぇ、どう思う?」
「ん~わかんない! パイロットに聞いておくわ!」
ということでした。
それから数日後、そのラジコン仲間にどうやら私の考え方で良さそうだというお墨付きを頂きました。
同時に私もそのラジコン仲間もYOUTUBEで実機のLONG EZのエレベーターがその様に動いているのを確認しました。
それでは早速、製作に移りましょう!
先尾翼のエレベーターロッドです。 左右のピアノ線がバラバラです。 左右のロッドを結合する必要があります。
左右にピアノ線に銅線を巻いて結合することにします。 銅線は、そこら辺のリード線の被服を向いて流用しました。
はい! こんな感じに銅線を巻いてみました。
銅線にハンダを浸みこませます。 この時、銅線だけにハンダを付けると銅線が輪のようにすっぽ抜けますから、ピアノ線も共にハンダ付けするように注意します。
エレベーターUP側のホーンの切込みが無いので、カッターで溝を切ります。
エレベーターホーンがすっぽ抜けてしまいました。 ピアノ線にねじ山も切ってありません。 ユルユルなので、ピアノ線自体をハンダメッキして、ピアノ線を太くしてからホーンを通して瞬間接着剤で固定しました。
先尾翼を裏返してエレベーターロッドの長さを測っています。 ロッドの長さが短いので、サーボを動かしたときの振れ幅が気になるところです。
ノーズギヤとエレベーターのリンケージの様子です。 ピンボケに見えますが、写真はサーボとロッドにピントを合わせました。
こちらはエレベーターサーボとノーズギア(ラダー)サーボの配置です。 一応、整然と収まりました。
先尾翼を胴体に接着するのですが、その前に先尾翼と主翼とのアライメントを確認するため、主翼を胴体に取り付けます。
胴体に主翼と先尾翼を取り付け、胴体後方から見ます。 これでもほぼ問題ないのですが、先尾翼の右側が気持ち上がっているようです。
先尾翼の右側に当る胴体を削り、先尾翼と主翼のアライメントを調整します。
先尾翼を胴体に仮止めしてみました。 胴体との隙間が気になりますが実験機ですから良しとします。
先尾翼と胴体の境にペンで印をします。
ペンの印の内側のフィルムをカッターで剥がします。
フィルムの質が良くないためバルサ表面に残ったフィルムをヤスリで削り落とします。
先尾翼の接着の段取りが整いました。 胴体にエポキシ系接着剤を塗って先尾翼を接着します。
エポキシ系接着剤が硬化する間、マチ針で先尾翼を固定しておきます。
同じ要領で胴体上面を接着します。 まずはフィルムをはがすためのラインを引きます。
こちらもカッターで接着面のフィルムを剥がします。
エポキシ系接着剤が硬化する間、マチ針で胴体上面を固定しておきます。
とりあえず、これで先尾翼の取り付けが完了しました!
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