「ナベさんの気ままなラジコン日記」（２４６）～その後のASK２１　AIR CADETS～（2014/07/18）

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先月フライトに成功したASK２１　AIR CADETS、工作精度が悪くて製作には苦労しましたが、安定性や失速性能など、その飛行性能の良さには個人的に大変気に入 っています!

このままでも良いのですが、プロペラを１サイズ大きくして少し容量の大きいバッテリーを新調すれば、上昇力も増して少し元気になるのではないかと思い、早 速試してみることにします。



リポはKYPOMの３セル2600mAhです。

しばらくの間「在庫切れ」だったのですが、KKHOBBYさんの入荷を待ってポチッとマウスで注文しました。

バッテリーを識別するために、テプラを使って番号を付けました。



次はバッテリーをメカルームに固定するためのベルクロテープを貼ります。

重心位置の調整が出来るように、やや長めに貼っておきます。



次は折りペラです。

以前は１１×８を使用していましたが１サイズUPして１２×６にしました。



新旧のプロペラサイズを比べてみます。

当然ながら１２×６の方が大きいです。

ダイヤとピッチを掛けた積は１１×８の方が大きいです。
つまりプロペラ１回転で空気を後方にかき出す量は１１×８の方が多い訳です。
しかし、機体の空気抵抗やプロペラのスリップを考慮したら、１２×６の方が効率が良いのではないかという発想です。



新しいプロペラをハブに取り付けます。



新しい折ペラと新しいリポを装備したASK２１　AIR CADETSの飛行です。

とりあえずパワーユニットのデータを取ります。



フルスロットル時の電圧が１１．９V、電流値は２７．７A、プロペラ回転数は７９５０回転です。
前回の折ペラ(１１×８)使用時のデータが電圧１２V、電流値は２６．７A、７６８０回転でしたから、負荷はそれほど変わっていません。

ただ、１２インチのペラを７９５０回転まで回してくれるリポが嬉しいです。
機体をホールドしてしても推力の違いを感じます。



グライダーが手を離れました!

以前の推力は恐る恐る、おっかなビックリ機体を上昇させていましたが、今回は普通に安心して上昇していきます。

少し高度を取ったところでプロペラを止めてグライダーらしく滑空させてみましょう!



グライダーの３６０度ターンです。

「シューン!」
近くに来ると主翼からか風切り音が聞こえてきます。



飛行が安定しているので、いい気になって背面での滑空です。

もし、背面飛行中に高度が下がってきたことに気付くのが遅れた場合は、後半でパワーを入れながら半ロールで引き起こすといいでしょう。

ロールのスピードが遅いと後半の１８０度ロールでラダーが効いてくるので、エルロン→ラダーミキシングの量を減らしてみました。



写真撮影用に滑走路上空をローパスさせてみました。

ASK２１はとてもいい感じで滑走路に進入してきます。



目の前、間近でのショットです。

もう、手を伸ばせば翼端を触れる程の近距離です。



ASK２１がローパスしていきました。

空はもう夏の雲です。
グライダーをやっていると、こういう時の雰囲気が何とも言えず好きです!



そろそろ着陸させましょう。

今回、折ペラの交換とリポを２本新調しましたが、それだけの費用対効果は確かにありました。
はっきり言って交換して良かったです。

ASK２１のフライトにとても満足しました。




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