「ナベさんの気ままなラジコン日記」(245)~雷電のフライトインプレッション~(2014/07/11)
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またまたラジコン仲間で職場の先輩から電話が入りました。
「こないだのゼロ戦ありがとね!」
「いえいえ、無事に飛んでよかったですね!」
「でさぁ、今度は雷電なんでけど・・・やってくれる?」
「えっ! 先輩、もう雷電作っちゃったんですか? 早いっすね!」
「うん! よろしく!」
「ラジャー!」
という訳で、今度は雷電の初飛行です。
お~!
電話で聞いたとおり、まさしく雷電の晴れ姿です。
こちらも京商のプリマクラッセシリーズですが、先週のゼロ戦と違って、胴体はFRP製で主翼はバルサフィルム貼りのようです。
表面の鋼板の継ぎ目やリベットの跡が良く再現されています。
雷電を前方から見ます。
この機体、滑走して尾輪が浮き上がるまではパイロットは正面を見れなかったんじゃないかな?
たぶんGEEBEEレーサーのように操縦の難しい機体だったのでは?と想像できます。
前から見て、ん~メインギアが小さい感じ。引き込み脚なので大きさに制限があったのか、もう少しタイヤが大きくても良かったような気がします。
雷電を後方から見ます。
主翼にパイロットの昇降ステップの赤いラインまで描かれています。
排気管がビニールチューブ丸出しなのですが、これは塗装で解決できそうです!^^;
このプロペラ、3ブレードのスケールペラの割には中々引きが良いです。
なにしろ初飛行ですから、とりあえずパワーユニットのデータを取って起きましょう。
え~こんな感じです!
電流値は24.1A。意外と流れています。
アンプは40Aくらい欲しいですね。
プロペラの回転数は1万2510回転と表示されていますが、プロペラが3ブレードなので補正します。
1万2510回転×2/3 = 8340回転
まっ、妥当なとこですね!
雷電を滑走路に置いて風に正対させます。
スロットルを徐々に上げていくと・・・。
カッコいい!
なんだかとてもカッコいい!
この躍動感はなんなんでしょう?!
胴体が太いからか、とても存在感があります。
なんだかワクワクしてきました。
メインギアが小さいせいか、機体は2~3度お辞儀をしてから騙し騙しなんとか離陸しました。
トリムがズレていますが、とにかく安全高度まで上げるのが先決です。
こちらはトリムのズレた雷電をスティックで補正しながら必死に操縦しているのに、仲間は言いたい放題大声でしゃべっています。
「うるさい! 黙ってて!」
さすがのナベさんもブチ切れ状態です。
「ターンさせて手前に持ってくるね!」
「了解!」
パイロットとカメラマンの息は合っています。
いいですね~雷電!
私はひと目で気に入ってしまいました。
と言っても私、このキット持っているんです。
納戸に仕舞い込んで作ってないだけ(笑)
「あっ!}
「何か落ちなかった?」
「落ちた!」
「何が落ちた?」
「キャノピー・・・。」
このキットの仕様ではキャノピーの前をノックピンで固定し、後ろはマグネットで止めるタイプだったと思います。
テープを貼るなど、もっと強く固定しないとダメみたいですね。
キャノピーを無くした雷電でも飛行性能は衰えることなく、快調に飛び続けています。
誰かがつぶやきました。
「キャノピー無くても飛ぶんだ・・・。」
キャノピーを落としたので、派手なアクロは出来ませんが、グラス胴とバルサ製の主翼のせいか、機体の挙動がスティックに付いてくるといいますか、私好みの剛性のある操縦感覚です。
キャノピーの捜索活動をしなければならないので、早めに機体を降ろします。
いい感じで滑走路に進入してきました。
接地まで高度1mを切りました。
この手の小型機にしては十分にフレアーがかかり、ノーズアップして滑走路に進入してきます。
無事に初飛行を終えた雷電の姿です。
正確に言えば、キャノピーの在りし日の雷電の勇姿です。
その後、メーカーに問い合わせたのですが、キャノピーのスペアパーツは無いそうです。
ですから、キャノピーはセロテープで止めるなど、大切に扱わないといけませんね。
ちなみに私の先輩は、ペットボトルを材料にキャノピーを作り直しているそうです。
それではまた来週!
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