「ナベさんの気ままなラジコン日記」(231)~ASK21 AIRCADETSの製作⑧~(2014/04/04)
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先週は、ラダーのヒンジラインが曲がっていたのを修正していたら手間がかかってしまいました。
ヒンジラインが曲がっていても我慢すれば、それはそれでいいのですが、なにしろこのグライダーはスケール機ですし、ヒンジが見えていたり高速飛行でラダーがフラッターを起こしても困りますので、直すところはキッチリと直すことにしました。
今週は・・・・
後どんだけ直せば済むんでしょうかね(笑)!^^;
例の穴の開いた垂直尾翼の断面を塗装することにします。
まずはマスキングテープを貼っていきます。
新聞の広告などを使って胴体全体をマスキングします。
次にサフェーサーを吹きます。
サフェーサーは天気の良い乾燥した日に3回位に分けて軽く吹きます。
あんまり濃く吹いていると垂れてきます。
サフェーサーが完全に乾いたら耐水ペーパーで磨きます。
1000番から始めて1500番、1800番と前のサンドペーパーのキズを消す要領で番手を段階的に細かくしていきます。
下地が整いましたら、今度は白色のラッカーを吹きます。
こちらも垂れないように吹いては乾かし吹いては乾かし3~4回に分けて吹きます。
下地が透けないくらい塗れたら、マスキングテープをていねいに剥がします。
この瞬間って、何気に楽しいですね!^^;
リンケージは泣く子も黙るワイヤーリンケージです。
もちろんキット付属の固いノイズレスチューブは胴体から引っこ抜きます(笑) あんなの無視無視!
胴体の穴からワイヤーを伸ばしてラダーホーンに繋ぐ位置を印しておきます。
ヒンジの位置を決めます。
キットの指定では3箇所なのですが、リンケージワイヤーの張力が掛かるラダーホーンの位置にもヒンジを付けます。
よってヒンジは4箇所になります。
キット付属のヒンジが気に入らなかったので、手持ちのヒンジをカットして使います。
「またまたナベさんケチなことを!」と思われてしまいそうですが、電動だから振動も少ないし、必要以上に大きなヒンジは動翼の動きが渋くなりますからこれで行きます。
ヒンジの位置にカッターの刃を入れていきます。
割と楽に切込みが入ります。
瞬間接着剤を使って垂直尾翼側にヒンジを接着します。
ラダーは調整が必要ですので、まだ接着しないでください。
先ほど付けた印の位置にラダーホーンを取り付けます。
ワイヤーリンケージなので、ラダーホーンは両側に付けます。
まだ、仮付けなのでナットも付いていません。
ラダーホーンを取り付けたら確認をします。
あら? あらあらあら!
ラダーホーンの穴がヒンジラインよりかなり後退していますね。
このままだとラダーの舵を切ると、片方のワイヤーが弛んでしまいます。
サーボホーンを「へ」の字型にすればそれでもいいのですが・・・。
こういう時のために、確かIMからアジャスタブルホーンというものが売っていたのですが最近見かけなくなりました。
な訳で、またまた自力でなんとかします(笑)
スーパーXを使ってラダーホーンの底にバルサ材を接着します。
接着剤が硬化したら、写真のようにバルサ材を斜めにサンディングします。
勘の良い読者のみなさんは、もう何をしようとしているのか判りますよね!
再びラダーホーンを取り付けます。
先ほどサンディングしたバルサ材のおかげでラダーホーンがオフセットしています。
ヒンジラインとラダーホーンの穴が一直線上にそろって、なかなか良い感じです。
と思ったら!
ホーンが胴体に当り舵角が稼げません。
ていうか、ラダーが動きません(笑)
ラダーホーンを印の形状にカットします。
え~カッターでこんな風にカットします。
今週もまたまたディープな世界に入り込んでいます!^^;
やった!
なんとかラダーが動くようになりました。
良かった~一安心です。
ラダーの動作確認が出来たので、いよいよラダーを接着します。
ここまでのプロセスが長過ぎますね!
やっとラダーが完成しました!
垂直尾翼とラダーの間に隙間もありません。
妥協しないって大切なことですね!
それではまた来週!
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