「ナベさんの気ままなラジコン日記」(222)~PCM9XⅡを飛行機仕様に~
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先週はヘリ用のPCM9XⅡを2.4G化するお話をしました。
RCヘリパイロットの多くはスロットルスティックがグニグニ(ラチェットが無い)なのに慣れていて、飛行機を操縦するときもゴリゴリ(ラチェットが有る)よりもグニグニの方が良いと言う声を聞きます。
私も以前はヘリも飛ばしていて、泉水和幸さんのドクターヘリクリニックに参加するほどヘリに熱を入れてた時期もありましたが・・・。
でも私は頭が固いせいか、やっぱり飛行機はゴリゴリの方がいいなぁ!^^;
と思うのです。
そんなことを言っていたらラジコン仲間から
「僕はグニグニの方が好きだから、良かったら僕の飛行機用のラチェット板と交換しない?」
と言ってくれたので、ヘリ用のラチェット板と飛行機用のラチェット板を交換することにしました。
あのスロットルの板、ラチェット版って言うんですね!
それさえも知らなかった・・・。
ということで、今週はヘリ用のPCM9XⅡを飛行機用に仕様を変更するお話をします。
送信機を分解するときは基板がショートしないように、最初にバッテリーを外します。
これ基本!
例によって送信機の裏蓋にある6本のネジを外します。
これが外した6本のネジです。
X3810と違って6本とも同じネジを使用しています。
ここがラチェット部のゴリゴリですね。
表面に見える白いものはどうやらグリスのようです。
これが飛行機用のラチェットです。
真ん中の出っ張りが当ってゴリゴリになるんですね。
ヘリ用の場合は、ここが平らになっています。
丸い穴の方に黒いねじが入り、楕円の穴の方にはクロームの調整ねじが入ります。
とりあえず調整ネジを挿入してから黒い固定ネジの方を本締めしていきます。
調整ねじは締めれば締めるほどスロットルスティックが硬くなっていきます。
これでスティックの感覚を調整しているのですね!
こんな感じで取り付けが終わりました。
送信機の蓋を閉める前にスロットルスティックの硬さを確認しておきます。
本当は右手でスロットルスティックを確認するのですが、右手でカメラのシャッターを切っていますので、写真では左手を使っています。
蓋がきれいに閉まるように、リード線がネジの部分にかぶらないようにします。
右側のトリムレバーのリード線にも注意しましょう。
リード線がかぶらないなら静かに蓋をしてネジを締め直します。
ネジは対角線の方向に徐々に締めていきます。
そうです!あれです!
自動車のタイヤのホイールナットを締める要領と同じです。
最後にニッカドバッテリーを接続します。
電源を入れて動作確認をします。
スロットルスティックもゴリゴリになって、ギアスイッチの位置を除いては普通の飛行機用送信機と同様になりました。
とりあえず、これで私の送信機は飛行機用に限りなく近づきました!^^;
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