「ナベさんの気ままなラジコン日記」(217)~Mini Excellenceのフライトインプレッション!~(2013/12/27)
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さて、いよいよ待ちに待ったMini Excellenceの初フライトです!
考えられるエラーはすべて潰したつもりですが、こればかりは飛ばしてみないと判りません。
さてさて、どうなることやら・・・。
Mini Excellenceの雄姿です。
全長980mm、スパン1020mm。
エンジン機で言ったら15クラスの小型機ですが、なかなか凛々しいスタイルです。
Mini Excellenceを前から見た姿です。
なかなかかわいらしいです。
ちょうど今、「プレーンズ」という映画が上映されていますが、まるで映画の中に登場しそうな機体です。
Mini Excellenceのサイドビューです。
小さくてもF3A機らしく、胴体の側面積もたっぷりと取ってあります。
今日の初フライトのために仲間が集まってくれました。
バッテリーはKYPOMの3セル2200mAhを使用します。
重心位置が指定の位置より前重になりましたので、受信機とバッテリーを出来るだけ後ろに積みます。
それでも指定の重心位置より10mmくらい前重になりました。
フライトの前に、パワーユニットのデータを取ります。
バッテリーを繋いでフルスロットルにして5秒、すでに電圧が1.5Vも低下しています。
どうやら私のバッテリーが老朽化しているようです。
電流値は約22A、今回使用しているアンプは40Aですから十分過ぎてお釣りがきます。
プロペラの回転数は8,850回転、バッテリーのコンディションが良ければ軽く9,000回転は超えるでしょう。
電波の到達距離、各舵の動作方向、舵角、初フライトの前に最後のチェックをします。
本日の天気は晴れ、無風です。
初フライトには絶好の日和です。
いよいよ離陸です。
尾輪式の機体なので、スロットルをゆっくりと丁寧に上げていきます。
するとMini Excellenceは、僅か5mほどであっけなく離陸しました。
すばらしい加速、パワーウエイトレシオも申し分ないです。
離陸の後、機体が安全高度に達したらトリムを取ります。
エルロンとエレベータートリムを数クリック動かしただけで調整が取れました。
このことからもMini Excellenceの工作精度の良さが分かります。
Mini Excellenceをダウンウインドに入れます。
スロットルをわざとラフにON-OFFしてみます。
多少ですが機首のピッチ方向の動きがあります。
普通のスポーツ機ならこれで良いのですが、F3A機でしたら、もう少々ダウンスラストが欲しいところです。
Mini Excellenceを背面飛行に入れます。
思ったほどエレベーターのダウン量は多くなくても、背面水平飛行を維持します。 それより、なんと言ってもコースをきちっとトレースしてくれるのが嬉しいです。
インサイドループスの下りです。
機体重量が軽いので、降下時にも機速が増加しません。
パワーコントロールが非常に楽な機体です。
アウトサイドループスの登りです。 機体重量が軽いのでこの時点でスロットルをあげれば、この姿勢からでも楽々加速して上昇していきます。
いよいよ着陸です。
機体を風下に持っていきファイナルアプローチに入れます。
コースに乗ってきれいに一直線で降下していきます。
取りし易い機体なので、機首を滑走路にアサインさせ易いです。
機体が滑走路に入りましたのでスロットルをOFFにします。
アンプの設定によりプロペラが空転していますのでブレーキが適度に掛かっています。
沈下率もちょうど良いです。
これを見てください!
着陸寸のMini Excellenceです。
エレベーターで機体をこれだけ釣っても失速しません。
十分にフレアーを掛けながら3点着陸しました。
15クラスの機体で、これだけはっきりとフレアーを掛けながら着陸出来る機体はそうそうありません。
初フライトを無事に終了して翼を休めるMini Excellenceです。
今まで数え切れない程、中国製のARFキットを作ってきましたが、これ程飛ばしやすく、スティックに忠実に動作するキットは極まれです。
また、この機体サイズを10クラスではなく、15クラスで商品化したことも成功の要因だと思います。
Mini Excellenceは思った以上にすばらしい飛びをする機体ですので、騙されたと思って是非とも購入してみてください。
それではみなさん、良いお年をお迎えください!
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