「ナベさんの気ままなラジコン日記」(196)~CANADAIR CL-415の製作⑦~(2013/8/2)
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長かった主翼の製作もついに先週完成しましたので、今週からは胴体の製作を始めます。
はじめに水平尾翼を作ります。
CL-415の水平尾翼には垂直尾翼のようなスタビライザーが2つ付いています。
これは当然実機にも付いていて、ちょうど2つのプロペラの後方に位置しています。
ここのとから、私の推測ですがプロペラ後流を綺麗にするための整流版の役目をしているものと思われます。
これが水平尾翼と2つのスタビライザーです。
原材料はすべて発泡で出来ています。
水平尾翼にスタビライザーを差し込んでみました。
するとどうでしょう?!
写真のように隙間が出来てしまいました。
ひとつひとつのパーツの精度に呆れ返りながらも気を取り直して対処法を考えます。
ここはオーソドックスに接合面をルーターで削ることにしました。
再度水平尾翼にスタビライザーを差し込んでみました。
まだ多少は隙間がありますが、先ほどに比べるとかなり改善されます。
この程度の隙間でしたら接着剤でなんとか塞ぐことが出来そうです。
接着剤を塗って組み立ててみました。
多少の隙間は接着剤が硬化するので、じっと手で押さえていました。
次はエレベーターサーボに延長ハーネスを取り付けます。
写真のようにサーボと延長ハーネスを胴体に這わせて、適当な長さのものを選択します。
延長ハーネスをそのまま使っても良いのですが、コネクタ部分が太くなって垂直尾翼内を通りにくいので、コネクタをカットしてハンダ付けすることにします。
カッターの刃を新しくして、コードを転がすように力を入れずに軽く切ります。
芯線が露出したらハンダの乗りを良くするためにフラックスを少量塗ります。
サーボの芯線と延長ハーネスの芯線にあらかじめハンダメッキをしておきます。
ハンダメッキをした芯線同士をハンダ付けします。
その際、シュリンクチューブを入れることを忘れないようにします。
エレベーターサーボを受信機に接続し、実際に動かしながらサーボの動く方向をサーボリバースで、ホーンのセンター位置をサブトリムで、送信機側の機能を活かしてそれぞれ調整をします。
エレベーターサーボのコネクタを胴体内に通すのですが、穴が狭いので写真のように水糸と錘を使います。
写真のように垂直尾翼の穴に水糸を使って錘をたらしていきます。
無事にエレベーターサーボのリード線が胴体内に通りました。
水糸を引っ張りながら、エレベーターサーボを所定の位置に収めます。
エレベーターサーボをタッピングビスを使って胴体に固定します。
このCL-415は発泡製の機体ですが、サーボベットの部分はベニヤが貼られていました。
エレベーターサーボを取り付けたら、今まで作ってきた水平尾翼を接着します。
接着剤はキット付属のものを使用しています。
水平尾翼を胴体に接着しました。
垂直尾翼との角度をよく確認しながら、接着剤が硬化するまでの間、静かに放置しておきます。
接着剤が硬化したら、エレベーターのリンケージを行います。
リンケージロッドは付属のものを使用することで特に問題はありませんでした。
とりあえず水平尾翼が完成しました。
この後、残りの垂直尾翼とラダーが付くのですが、なかなかかっこ良い眺めです。
イメージ的にはサンターバード4号でしょうか?!
あくまで私のイメージですけど(笑)
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