「ナベさんの気ままなラジコン日記」(194)~CANADAIR CL-415の製作⑤~(2013/7/19)
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先週はやや複雑なアンプの配線をしましたが、いかがでしたでしょうか。
実は、私も双発機のようにアンプを複数使用する場合のBECの処理に疑義を感じているところです。
と言いますのは、普通アンプを2個使用する場合、一方のアンプのBECを接続しないと教えられてきました。
その理由は読者の皆さまなら既にご承知のことと思いますが、アンプの個体差によってBECの電圧も微妙に異なっているため、アンプのBECを並列に接続してしまうとBEC電圧の高い方のアンプから低い方のアンプに電流が逆流し、アンプを壊してしまうという説(?)です。
ところが電動機の集いに参加したとき、多発機のマニアの方にお話を伺いましたところ「BECは並列に接続しても問題ないですよ」という意見を頂きました。
ん~どちらが正しいのでしょう???
私もアンプを壊すリスクを犯してまで実験をしたくないので躊躇しているのですが、もし、その辺のことに詳しい方がいらっしゃいましたら、お手数ですが正しい理論も踏まえてお便りをいただけたら幸いです。
この場でも発表したいと思いますので、よろしくご教示お願いいたします。
という訳で、前置きが長くなってしまいました。
今週はエルロンのリンケージを行います。
こちらがキット付属のエルロンホーンです。
一応スナップオンタイプなので接着剤が不要なはずですが、用心のためエルロンに接着して使用します。
こちらもキット付属のエルロン用ロッドアジャスターです。
一応ネジ山が切ってあってロッドの長さが機械的に調整できるようになっています。
クレビスがホーンから外れないようにシュリンクチューブを輪切りにして「外れ止め」を入れておきました。
このクレビス、燃料パイプを使用するにはサイズが少し大きいようです。
サーボとリンケージロッドを仮組みしてから動作テストをします。
サーボホーンやロッドが当たらないか、エルロンの舵角が必要量取れるか、接着する前に必ず確認します。
エルロンの動作確認が出来たら、今度は二股ハーネスをハンダ付けします。
コネクタで接続しても良いのですが、コネクタが抜けたりコネクタの部分ががさばるので、私は極力ハンダ付けしています。
エルロンホーンのニュートラルの位置をずらし、エルロンの動作角に差動をかけています。
アドバース・ヨーに配慮してエルロンのUP側の舵角を多く取ります。
ハンダ付けした二股ハーネスを使用して仮組みし、念には念を入れてもう一度動作確認をします。
スーパーXを使ってエルロンサーボを接着します。
それにしても汚いスーパーXです。RC雑誌だったらビジュアル的に許されないでしょうね。
エルロンサーボのリード線もメンテナンス性に配慮して主翼下面に直接接着します。
エルロンサーボとリード線を主翼下面に接着します。
接着剤が硬化するまでの間、マスキングテープを使って固定しておきます。
エルロンの配線が済んだ主翼中央部です。
こんな感じになりました。
アンプから発生するノイズの誘導がチト心配です。^^;
エルロンサーボカバーをカットします。
カットラインがよく見えないので、予めペンで書き込んでおきます。
ペンで書いたラインに沿ってサーボカバーの不要な部分をカッターで切り落とします。
カッターで切り落とした部分をさんでぃんぐボードを使って綺麗に整えます。
エルロンサーボカバーを塗装します。
使用しているのは黄色のラッカースプレーです。
グロー燃料を使用しませんからラッカーで十分です。
スプレーは少なめに数回に分けて吹きます。
一度にたっぷり吹くと塗料が垂れてきます。
あっ、そうそう!
風上に立って吹かないと、ズボンと靴下が黄色くなりますからお気をつけください。
3~4回に分けてスプレーを吹きました。
今回はカバーの下地が白ですので、下塗りは省略しています。
塗装が完了したエルロンサーボカバーです。
色ムラもなく綺麗に仕上がりました。
エルロンサーボカバーを仮付けしてサーボを動かしてみます。
サーボホーンに干渉しなければ、主翼に接着します。
同じ黄色でも主翼表面の色と若干違ってしまいました。
主翼の裏側だし、まあ良しとしますか(笑)
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