「ナベさんの気ままなラジコン日記」(184)~シトロン主翼の修理②~(2013/5/10)
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先週は壊れたシトロンの主翼のフィルムを剥がして、バルサ材の折れた部分を瞬間接着剤を使って接着しましたが、まだまだ強度は十分ではありません。
そこで、今週はガラスクロスやカーボンファイバーを使って補強します。
部材の強度によって2種類の厚さのガラスクロスを使い分けます。
プランク材の表面の補修には薄いガラスクロスを使います。
ガラスクロスをカッターマットの上に置いて、ていねいに広げます。
写真のように丸刃カッターを使うと縫い目がほつれずに綺麗に切れます。
プランク材の亀裂の上にそっと置き、上から瞬間接着剤を垂らします。
今度は一番応力のかかる主翼中央部分の補修ですので厚目のガラスクロスを使用します。
こちらもプランク材の上に良く馴染ませながら、瞬間接着剤を垂らします。
他の部分も同じように瞬間接着剤を使ってガラスクロスを貼っていきます。
折れたスパーの部分は力が掛かりやすいので、瞬間接着剤を使ってカーボンクロスを貼っておきます。
プランク材の端が欠けています。
このままでも強度的にフライトには問題ないのですが、後で気になるので整形しておきます。
適当にカッターで整形したら、瞬間接着剤を使ってバルサ片を貼っておきます。
プランク材の形状に合わせてバルサ片をカットします。
その上からサンディングボードを使ってプランク材の表面を整形します。
主翼後縁部分のバルサ材も千切れていました。
壊れた部分をカットします。
こちらもスクラップバルサを接着して欠損した部分を補充します。
瞬間接着剤が硬化したら、はみ出したスクラップバルサを主翼後縁のラインに合わせてカットします。
サンディングボードを使って後縁材の表面を整形します。
主翼中央部を補強すると、今度は主翼中央部と翼端部の継ぎ目に応力が集中します。
継ぎ目を補強するために、ガラスクロスを切り出します。
主翼接続部にガラスクロスを置いて、その上から瞬間接着剤を垂らします。
これで主翼の修理と補強はほぼ完成しました!
出来上がってみると、オリジナルのシトロンよりも遥かに強度が増しているのが判ります。
これなら飛ばし屋のNさん(ラジコングライダー仲間)のフライトにも十分に耐えられることでしょう!
来週はフィルムを貼っていきます!
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