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「ナベさんの気ままなラジコン日記」(148)~ピッツの製作⑥~(2012/08/31)

ナベさんのプロフィール

(過去の日記はこちら)



今週は主翼の上翼を取り付けて、上翼と下翼のエルロンリンケージを連動させます。



二つの主翼を連結するために下翼に支柱を取付けます。
支柱の取付け部分のフィルムはハンダゴテを使って溶かしておきます。



主翼センターの支柱はアルミ板で出来ています。
折り目となる部分にポンチで線を入れておきます。



折り目の線に沿ってペンチで支柱を曲げていきます



折り目は一度にいきなり曲げるのではなく、胴体の形状に合わせて少しずつ曲げて調整します。



胴体にフィットするように支柱を曲げたら、支柱を主翼の上翼にビスで固定します。



支柱を胴体機首部から見ます。
胴体の中心を通るキールと垂直尾翼と支柱が、正面から見て一直線に並ぶように調整します。



主翼上翼と下翼との位置関係が整いましたら、胴体にビスで固定します。



支柱後方のビスを締めようとすると、ドライバーが主翼上翼に当たって締められません。
そこで、不要なプラスドライバーを直角に曲げて万力に固定します。



写真のようにルーターを使ってドライバーの先端部分をカットします。



ドライバーの芯がカット出来ましたら、指を怪我しないように断面にヤスリをかけておきます。



短く切ったドライバーはこのように使います。これならドライバーが主翼上翼に当たりません。



はい! これで無事に主翼上翼が胴体に取付けられました。
上翼の迎角は、どうやって決めるのだろうと思ってしまいますが、とりあえずあまり深くは考えないようにします(笑)



主翼上翼と下翼のエルロンを連結しますが、リンケージロッドがあまり傾くと上下のエルロンの差動が気になってきます。リンケージロッドがなるべく垂直になる位置は翼の一番外側なのですが、それでは舵の剛性が不足してしまいます。それに上下のエルロンのヒンジラインも平行ではないので、どこかで妥協が必要になってきました。



いろいろと考えたのですが、結局のところエルロンは肉抜きされていますので、バルサ材が入った部分でないとホーンがしっかりと固定できませんから、おのずと位置が決まってしまいました。
なんだかこれでは何も考えていないのと同じことになってしまいました。



ホーンの接着部分のフィルムを剥がして接着剤を塗ります。
接着面が狭いので、スーパーXを爪楊枝に取って塗ることにしました。



同じようにして上翼の裏側にもホーンを接着します。
ホーンのオフセット角が少なくなるように穴の位置は一番短い部分を使って、残りの部分は目立たないようにカットしました。



上下のエルロンを連結するロッドは着脱しやすいようにするため、写真のロッドキーバーを使うことにしました。



上翼のホーンにロッドを通したら、下翼のホーンの穴の位置にペンで印をします。
この印の位置でロッドを曲げます。



上下のエルロンをロッドで連結しました。
エルロンをマスキングテープで固定しているのは、上下のエルロンのリンケージロッドの長さがより正確になるようにしたもので、実際にエルロンを作動させるときには、もちろん取り外します。



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