「ナベさんの気ままなラジコン日記」(147)~ピッツの製作⑤~(2012/08/24)
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※8月24日付けですが店長海外出張中でインターネット接続が不安定なため掲載できず、ネットが安定した8月26日に掲載しました
今週はピッツのエルロンリンケージを行います。
主翼にエルロンを取り付けます。
エルロンを差し込んでもヒンジの位置が分かるように、ペンで印をします。 瞬間接着剤をヒンジ部分に少量流してエルロンを取り付けたら、アルコールを湿したティッシュで軽く拭くとペンの跡は綺麗に取れます。
エルロンサーボに受信機とバッテリーを接続してサーボの動作確認をします。
サーボは正常に動きましたが、一方のサーボベットが外れていてサーボがガタガタしています。
エルロンサーボのハッチを外して中を見てみたら、サーボマウントの接着剤がはがれていました。
はがれたサーボベットを瞬間接着剤で着け直します。
この時、はがれていない方のサーボベットも念のため瞬間を流しておきます。
理由はお判りになると思います。 同じ環境で、同じ接着剤を使って組み立てられた機体ですから、一方がはがれていれば他方もはがれる確立が高いからです。
キット付属のホーンを集めてみました。
8つとも同じ大きさのホーンです。つまり、エレベーターもラダーもエルロンも、上下のエルロンを連結するパーツも同じ物を使うということですね。
ロッドも長短2本ずつ入っています。
おそらく長いほうは上下のエルロンを連結するためのロッドで、短い方はエルロンサーボからエルロンホーンまでのロッドでしょう。
ホーンの穴がヒンジラインの真上に来るように、ホーンのサイズを測ってホーンの取り付け位置をエルロンに書き込みます。
エルロンホーンの穴の位置に錐で穴を開けます。この穴はまっすぐに垂直に開けないとホーンが浮いてしまいます。
エルロンホーンを仮に差し込んで、ロッドを取り付けようとしたら、写真のように長さが全然合いません。いったい何のキットのパーツを流用したのでしょうか。笑ってしまいます。
あきれていても前に進みませんから、自前のピアノ線を利用してロッドを作ります。
Zベンダーを使ってロッドの端をクランクに曲げます。
ホーンの穴の位置でロッドを曲げるようにペンでピアノ線に印をつけます。
印の位置でロッドをクランクに曲げてみました。
キットに付属していたロッドよりも遥かに、遥かに、遥かに短くて済みました。
ロッドの長さが適正であれば、ホーンを接着します。
接着面のフィルムをカッターで剥がします。
接着面が狭いので、爪楊枝を使って接着剤を塗ります。
とりあえず主翼の下翼のエルロンリンケージは完成しました。
主翼を胴体に取り付けます。
主翼には胴体取付け用のビスが通る穴が開いていますので、半田ごてを使ってフィルムを溶かします。
ナットの内側に加工時のバリがありますので、ビスを何度か通してバリを取り除いておきます。
この処理をしないで直接主翼を取り付けると、ねじ山を潰す可能性がありますので、必ず処理をしてください。
ここで、また問題発生。
主翼のビス穴の位置がズレていて、主翼が胴体に付きません。
そこで、ルーターを使って主翼の穴を広げます。
まぁ、この辺は中国製品によくある御愛嬌ってとこですか。
それでもモデラーたる者、こんなことではメゲてはいられません。
主翼をなんとか胴体に取り付けることができました。
来週は主翼の下翼と上翼との連結をします。
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