「ナベさんの気ままなラジコン日記」（113）～スーパーカブの製作④～（2011/12/30）
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スーパーカブの製作を続けます。
今週はパワーユニットの取付けです。
さて、パワーユニットの選択ですが、いくつかの条件からモターを絞り込んでいきます。
私の場合は
①３セル2200mAhのリポをたくさん所有しているので、これを利用したい。
②プロペラと地上のクリアランスから、ダイヤが１２インチのプロペラまでは回せそう。
③機体の総重量が計算上２．２Kgくらいになるので、スーパーカブの性格から推力は総重量の８０％くらいとする。
というような条件設定をしました。
そのような条件からKK HOBBYで販売している最適なブラシレスモーターを探してみます。
するとFSD3542-6T 820KVというモーターを見つけました。
早速データを見ると３セル２１００mAhのリポでAPC１２×６Eのプロペラを７，７５０回転で回します。その時の推力は１，８５５gで電流値は３０Aほどです。推力/重量比は１，８５５／２，２００で約８４％となります。
スーパーカブをスケール速度で飛ばすとしたら丁度良いパワーです。このモーターに決めることにしました。
電流地が３０Aですので、余裕を見てアンプはHimodelのFLY-40A-proSBとしました。このアンプは５AのスイッチングBECを搭載していますので、６サーボのスーパーカブでも大丈夫でしょう。
ブラシレスモーターFSD3542-6T 820KVにクロスマウントとプロペラアダプターを取り付けて、バックマウント方式にします。
取り付けビスにはねじロック剤を少量付けてネジの緩みを防止します。
クロスマウントをモーター本体に本締めする前にクロスマウントが胴体に付くか確認しておきます。操縦席側から見てサイドスラストは右に付きますから、モーターのマウントはやや左にオフセットしておくとプロペラ取り付け位置でちょうどセンターが出ます。
モーターを取り付けて見ました。リード線は防火壁の下を通って胴体内のアンプへと繋がります。
カウリングを仮に取り付けてみて、どれだけ重なりシロがあるか確認します。
一旦カウリングをはずしてみます。重なりシロは１cmくらいでした。
重なりシロの真ん中あたり(５mm程度)にビスを固定するように、カウリングに穴を開けます。穴の大きさはビスを回さなくても入る程度とします。
錐で開けた穴のバリをカッターでていねいに取り除きます。
モーターの取り付けも楽勝で完成! っと思った矢先に、やはりオチがありました!^^; プロペラアダプターの長さが１２mmほど足りません。プロペラのクリアランスを考えたら１５mmほど前に出したいところです。
という訳で、モーターマウントを延長します。ベニヤ板を適当な大きさに切って重ね合わせて接着します。
接着剤が乾いたら、モーターシャフトが当たらないようにセンターにドリルで穴を開けます。なんだか本格的な工作っぽくなってきました!^^;
クロスマウントをベニヤ板に仮組みしてみます。この時もセンターをオフセットすることを忘れないようにします。
再びカウリングを取り付けてみました。プロペラアダプターは丁度良くカウリングの外に出ました。プロペラを回してみてもカウリングの内側に接触する様子はありません。ひとまず安心です。
プロペラを取り付けてみました。それからスーパーカブはスケール機ですので、機体に似合うスピンナーナットもジャンク箱の中から見つけてきました。
スーパーカブ特有の水平対向エンジンのギミックです。とりあえずヘッドをシルバーに塗装してみましょうか。塗装のためにマスキングをします。
電動機なので有り合わせのラッカーを使ってみました。
エンジンヘッドの下地が黒なのでシルバーの色が乗るか心配していましたが、軽く３回吹いたらなんとかなりました。意外と色付きの良いラッカーでした。
カウリングのクラックが目立ちますが、飛んでしまえばなんとかなるでしょう!
さて、今年１年「ナベさんのきままなラジコン日記」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。
まだまだ寒い日が続きますが、これからも健康に気をつけて楽しいラジコンライフを続けていきましょう!
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