「ナベさんの気ままなラジコン日記」(99)~EV-97ユーロスターの製作⑤~(2011/09/23)
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今週もお便りのご紹介をします!
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全く同感です。私も複数のサーボを似通った方法で選択して使用しています。ただ、私はグライダー系が多いので、エレベーターを重視しています。
私の場合、ニュートラル特性の試験として、ホーンを左右に動かし、ガタの確認を付け加えています。結構ハウジングとベアリングのガタ等でニュートラルのずれる物が見受けられます。これの良しあしも値段と正比例の様ですね。
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お便りありがとうございます!
こちらも第94回の「サーボの品質を体感する」の記事への感想ですね。
グライダーの場合、エレベーターのニュートラルポジションで機速や滑空比が変わってきますから、エレベーターサーボのニュートラル特性は重要な要素になりますね!
確かにサーボケースの剛性も重要です。最近はサーボの放熱効果を見込んで、一部金属を使用しているケースもありますが、これらも剛性の向上に寄与しているものと思われます。
メインギアのパーツ群です。品質もこれといって問題ありません。
メインギアのピアノ線を取り付ける溝と穴がフィルムに隠れていますので、フィルムを良く透かして見て、その部分のフィルムをカッターで切ります。
メインギアを固定するストッパーの穴を錐で開けます。
セルフタップビスを使ってメインギアを主翼に固定します。
この辺の手法は、通常の飛行機の製作とまったく変わりません。
こんな感じでメインギアの取付けが完了しました。
手で持ち上げたときに重心位置が判るように、主翼前縁から50mmの位置にビニールテープを貼っておきます。
受信機を取り付けますが、アンテナが引っ張られて、受信機の基盤から剥がれないように、燃料パイプを使って「抜けとめ」を作ります。
アンテナは胴体内にガイドチューブが内蔵されていますので、その中を通します。
胴体尾部の外側から細いピアノ線をガイドチューブに通しておきます。
そのピアノ線と受信機のアンテナの端をマスキングテープで止めて、アンテナを胴体の外に引き出します。
アンテナを胴体の外に引き出した様子です。
ユーロスターの実機の動画をYouTubeで見ていたら、キャノピーのセンターラインを見つけました。
「これは再現するしかない!!」っと、急遽塗装することにしました。
周囲のラインの太さに合わせてマスキングテープを貼っていきます。
マスキングが終了したら、こんな感じになりました。
塗料が内側に回りこまないように、内側にはティッシュペーパーを詰めます。
塗装をしてみました。
電動飛行機なので、耐燃料性の塗料でなくても大丈夫です。私は白のラッカーを使ったのですが、予想通り色付きが悪くて5回も吹いてしまいました。
色付きが悪いといって一度に大量に吹くと、塗料が垂れてしまいますから、薄く吹いては乾燥させ、また吹いては乾燥させるの繰り返しです。
このラインを吹くだけで半日費やしてしまいました。
塗料が乾燥したので、いよいよマスキングテープを剥がします。
塗料の切れが良くなるように慎重に剥がします。
この瞬間が一番楽しいですね!
手付きがおかしいですが、右手でカメラのシャッターを切っていますので、その辺はご勘弁願います。
出来上がったキャノピーを胴体に乗せてみます。
ライン1本入れたことにより、だいぶスケール感がアップしました。
何気ない一工夫で他人と違う演出をするのも、ラジコンモデラーとしての楽しみです。
キャノピーをタッピングビスで胴体に取り付けます。
カウリングの所で解説したとおり、キャノピーに開ける穴はビスを回転させなくても通る程度に開けます。
また、ビスは1つずつ、キャノピーの位置がズレないように、良く確認しながら止めていきます。
ついにユーロスターが完成しました!
芝生のグリーンに映えて、とても素晴らしい飛行機です。
こうなるとスパッツも履かせてみたくなります。
来週は、いよいよユーロスターのフライトインプレッションです。
お楽しみに!
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