「ナベさんの気ままなラジコン日記」(84)~モーターグライダーのブラシレス化復活計画③~(2011/06/10)
まず始めに、お便りを紹介します。**********************************************************************
毎回楽しみに拝見しています。「ナベさんの気ままなラジコン日記」(82)~モーターグライダーのブラシレス化復活計画?@~(2011/05/27)のように具体的により詳細にパーツ名等詳しく、載せていただけると大変参考になります。そこで提案ですが「ナベさんのrcクリニック」を開設してはいかがですか。その際は宜しくお願いいたします。
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いつも「ナベさんの気ままなラジコン日記」をご覧いただいてありがとうございます。
私も電動飛行機や電動グライダーを始めた頃は、モーター、プロペラ、アンプ、リポの選定には苦労しました。今はモーターのデータがメーカーから積極的に公表されていますので、ある程度の目安が付きますが、昔は電動の大先輩のアドバイスを聞いたり、口コミ情報などを頼りに試行錯誤でパワーユニットを選んでいました。
まさに電動の黎明期ですね。
そこで、私が体験した苦労を読者の皆様には体験して欲しくないと思い、目安程度ではありますが、パワーユニットの選定方法について書かせていただいた訳です。
ラジコン仲間の話では「パワー不足だったのでプロペラを大きくしたら、アンプが燃えて墜落した」などという話をよく聞きますから、パーツ選びって重要ですね。
それから「ナベさんのrcクリニック」ですか?
昔、ヘリで有名な泉水和幸さんが「ドクター和幸のヘリクリニック」だったか、正式な名称は忘れましたが、確かそんなことをやっていましたが、私は別にラジコン界の重鎮でも匠でもないし、そんな資格も技術もありませんから出来ません(笑)。
ただ、私のコンセプトは「気さくなラジコンおやじ!」ですから、週末は気の合う仲間とラジコンを楽しんでいる中で、製作のアドバイスをしたり、フライト調整をしたり、楽しいイベントを企画したりして交流を深めています。
そんなポジションが気楽で楽しくて、自分の中では居心地が良いと感じています。
なんだか、答えにならない答えですみません。
さて、今週もソアラス・スポーツの製作を続けます。
アンプはホビーウイングのPENTIUM-30Aを使用します。4セルまで使えます。BECは2Aですが、今回使用するサーボは、アナログサーボが3個ですから問題ないでしょう。
モーターに付属しているコネクターを半田付けするため、前もってコネクターに半田メッキしておきます。
こんな感じで半田付けします。リード線もあらかじめ半田メッキされているので、半田付けが容易に行えます。
半田の熱が冷めたら、その上からシュリンクチューブをかぶせてライターの熱を加えます。
最近、気づいたのですが、ライターによってチューブが煤ける場合があります。
ライターに使用されている燃料の違いによるものかも知れません。
電源側のリード線にはT型コネクターを使用するため、先にシュリンクチューブを入れておきます。
T型コネクターの端子にも前もって半田メッキしておき、半田と半田を融合するような気持ちで半田付けをします。
エレベーターサーボとラダーサーボに使用するハトメは下から差し込みます。
ロッドにクレビスをねじ込みます。クレビスの位置はネジヤマの調整しろのちょうど中間にしておきます。
エレベーターホーンを取り付けます。エレベーターホーンの位置はロッドに無理な力が掛からない(ストレスがかからない)場所に取り付けます。
ラダーにもラダーホーンを取り付けます。ロッドに無理な力が掛からない(ストレスがかからない)場所という意味では、エレベーターと同じ条件になります。
ロッドとフレキシブルチューブを組み合わせてみました。適当な部材が見当たらない場合は、テトラなどから販売されているパーツをそのまま使っても問題ありません。
まず始めにガイドチューブ(フレキシブルチューブ)の方から胴体に挿入します。胴体の中でたわむとバックラッシュの原因になりますから、たわみを良く取ります。
このような感じでエレベーターとリンクしますが、その前にエレベーター自身の動きが渋くないか、良く折り込んでおきます。
送信機の電源を入れたら、エレベーターサーボに受信機、ニッカドを繋いで動作状態にし、ニュートラル状態でエレベーターホーンとロッドが直角になるようにトリムを合わせたら、ロッドに印をします。
印をした場所を目安にZベンダーを使ってロッドをクランク状に曲げます。
こんな感じでエレベーターとラダーのリンケージが完成しました。
リンケージロッドの長さのズレは、この段階ではサブトリムを使わずに、ロッドアジャスターの方で調整するのが基本です。
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